2012年7月23日月曜日

氷ノ山 布滝


氷ノ山の北側にある布滝です。
写真撮影大失敗。見えん。
手前は森で暗いし滝は太陽光がカンカンでハイダイナミックレンジの機能を使ってもうまくいかない。
この写真でも滝口が見えないし・・・
結構高さもあり、いい滝なのですが、なにぶん遠い。

この写真は布滝を撮影した場所。

いい雰囲気だけど撮影場所は選べません。

氷ノ山に来た目的は、この布滝と近くにある不動滝だったのですが・・・

二枚目の写真のルートからはどうやら非常に見づらいらしく、滝の上から覗き見るようになっています。
しかも、真夏なので木の葉が生い茂り、ほんの僅かに滝が見えるだけで、音はすれど写真に撮れるものじゃなかったので諦めました。

そこで帰っちゃえばあんな苦労はしなかったのに。

何を思ったか氷ノ山山頂まで5kmとか書いてある看板を辿って登山を始めてしまいました。


このルートの書いてある看板は下山直後に撮ったものです。

まずは福定親水公園登山口に車を止めて滝を見に行ったわけです。
ずんずん登って行き、氷ノ山越に到着。ここに来るまでに何度引き返そうかと悩んだか。
歩けど歩けど数字が減らない山頂までの看板。
親水公園からのルートは健脚者向けとされ、一番キツイルートだそうな。親水公園にそう書いてありました。

この道中からでも谷の向こう側に氷ノ山山頂の避難小屋が見えます。あまりに遠くに見えるため、何度心が折れそうになることか。
道中色々と見所や名の付いた場所が点在していますが、とてもカメラを向けられる心境じゃなかったですし、木々に遮られて何も見えないとか足元が危険なのでずっと地面を見ながら無心に登山。
景色を見る余裕など私にはありませんで。

氷ノ山越で私と同じく親水公園に車を置いた方に追いつき、私がココで引き返すか迷いつつ、その方に「山頂まで行かれるんですか?」と。
その方は「行きますよ。東尾根ルートで下山する予定です。ここまで来て行かないんですか?」と。
そんなふうに言われたら登るしか無いわけで。

これが氷ノ山越から見える氷ノ山山頂の避難小屋です。

これが絶望感を煽ります。
私が京都に住んでいた時琵琶湖一周自転車走行をやったことがありまして、あの対岸が微かにみえたあの時とよく似ています。
山頂まで2.1kmしかないのですが、すでにヘロヘロでした。

それでもなんとか登ることに。

親水公園~氷ノ山越以外は比較的マシで、ファミリールートだそうです。
名の通り、今までの道程よりは楽に進めたかと思います。

そして氷ノ山山頂。

ここに到着した時点で昼の12時。
私は食料も持ち込まず、麦茶の600mlペットボトルのみ。しかも3分の2ほど飲んでしまっている。
山頂に居た方たちは弁当を広げ談笑しており・・・羨ましス。
お腹は空いてなかったのですが。

ちなみに緑のベストの方が例の方です。この方に倣って私も東尾根から下山することに。
別行動ですが、休憩所でちょっとずつ話したり、やたら軽装の私を見て心配しておられる様子。
だってここまで来る予定をしていなかった訳で。
そりゃ、みんなリュックに食料や飲料を持ち込んでいるのに、私はペットボトルとカメラしか入ってないポーチだけなんです。登山の格好じゃない。

先に述べたように、例のコース以外は比較的歩きやすくなっており、東尾根ルートを下山するのは大正解だったようです。
とはいえ、下山時には膝が笑いぷるぷるする始末。
もやしっ子にはツライが、下山しないわけには行きません。

そんなわけで、地図の最短ルートをとって、氷ノ山山頂~東尾根登山口まで下山。

車が置いてある親水公園まで歩かなければならないのですが、そこは車道であり2.4kmあるのですが、山道に比べたら車道で2.4kmなんて屁みたいなもんです。
疲れた体でも余裕です。

東尾根登山口付近にキャンプ場があり、そこでは給水ができたので、空になったペットボトルに水を詰めておきました。

途中、氷ノ山国際スキー場を突っ切るように、車道が通ってます。

自販機のコーラが美味いのなんの。

国際スキー場とか言ってますが、そんなにでっかいスキー場でもないです。

ほんでもって親水公園にもどると、先に到着していた例の方にお礼とお別れをして家路に付きました。

昼前に帰るつもりだったのに、6時間近く氷ノ山を歩いていたようです。
全長12km近くにもなるルートで途中飲料が底をつくというのは精神的によろしくない。
山中で涼しいかというとそうでもないし。

今度から登山になる時はちゃんと食料と飲料をある程度持って行くようにします。

ホント今回は滝よりも登山がメインでした。

布滝のはココ

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