2020年6月30日火曜日

クライマー240さん、しばし時間が掛かることに



結果、クラッチは大丈夫でした。張り付いたクラッチを分解しようとしたら27番のソケットが必要だったのですが、手持ちになく翌日購入してきて、再度確認してみると、クラッチの張り付きが解けてた。なんでかわからんけど。
ガスケットが破れたらどうしようかなぁって思ってたけど、クラッチケースを開けるとガスケットは全部エンジン側に張り付いて、蓋側には付いてきませんでした。助かった。
で、内部をよく見てみると、どうも誰かクラッチを開けたっぽい。ワッシャを折り返して廻り止めをする箇所が戻されたままになっていた。

ミッションオイルはホンダのG2エンジンオイルを入れておきました。別にいいよね?
ホンダG2なので、10w-40になりますね。

オイルフィラキャップが腰下の上面右側にあって、クッソ入れにくい。車体右側からだと、マフラーが邪魔。
オイルジョッキにしても、オイルフィラの口が狭くてこぼしまくりそうだし、困ったときのオイルチェンジャーで押し込んだ。これはこれで面倒くさいのだが。
どっかでクライマー240はミッションオイルが1400mlって見たけど、1000ちょい入れたところで、クラッチケースに付いている点検ボルトから溢れてきた。のでそれで良しとする。

クーラントが漏れてたらどうしようとビビっていたが、どうも大丈夫っぽい。

内側に漏れてたらオイルに水が混じったり、またはクーラント側にオイルが混じったりするんじゃねーの?って思ったけど、其の心配はなかった。
抜いたミッションオイルはきれいなもんだった。
抜いたクーラントはびっくりするほど少なかったけど・・・サビが出てくるってこともなかった。
どこ行ったん?消えたクーラント。

クーラント投入はラジエータの上部の空気抜きボルトを抜いておいて、リザーブタンクから投入。
このあとキックをしてエンジン内も回すと水位が下がったので、追加。
ただし、エンジンはまだ掛かっていないので、今後も要チェック。


準備が出来たような気がしたので、混合油を点滴してみると、おもくそオーバーフロー。キャブのオーバーフロー抜き穴からぴゅーっと。そら放置車両ですからね。
点滴のコックを止めて、キャブのオカマにある燃料で掛かるかキックしてみるが、掛からない。
左側キックペダルはホントやりにくい。
プラグを抜いて匂いを嗅いでみると、ガソリン感が少ない香り。来てないかもしれない。

ちなみに圧縮は10以上でてました。足りないってことはないはず。

キャブレター掃除開始。
見たことないフロートの配置でびっくりした。
でもよく観察してみると、どういう構造なのかはわかりやすい。
オーバーフローはフロートのスライドが渋いことによるものなのがすぐわかった。が、なんでこんな構造を採用しているのだろうかってのはちょっと謎。
デロルト社のPHBH26CSというキャブレター。
PHBHはモデル 数字の26は径 CSはカスタム種類ってな感じみたい。
で、このキャブをばらしていくと、どうにも特殊なパッキンというかOリングが何個か使われていて、手持ちでどうにもならんかもって感じ。
アメリカにパッキンキットがあるので、eBayで注文した。
PHBHキャブレタには52523-77というパッキンキットで良いみたい(F型を除く)
イタ車なのに欧州に無いとはこれいかに。

リペアキット自体は10ドル程度なんだけど、送料がやはりやばい18ドル
3000円程度ですね。
到着予定が1ヶ月後となっていたが、こればっかりは早くなることも遅くなることもあるので、修理は一旦ストップかなぁ。




2020年6月26日金曜日

クライマー240さん、どうもクラッチ張り付きしてるっぽい

先日の動画の最後の方でクラッチが切れない症状をクラッチワイヤーのアウターチューブ破損による半クラじゃないかなぁ・・?と楽観視していたが。。
今朝クラッチカバーから出ているレバーを手で思いっきり動かしてタイヤを回してみると、クラッチ全繋がりやわ。。
バッチリ張り付いてる。

クラッチを握ったままゴロゴロ動いてたって言ってたのは、普通にピストンまで動いてたってこと。

今後の予定は・・・
クーラントのチェックにスキッドプレートを外す必要があるので、丁度いいわけだが、
・スキッドプレートを外してウォーターポンプのドレンからクーラントを抜いてみる
・ミッションオイルを抜いてクラッチプレート/メタルプレートが剥がせるか試してみる
ってところかな。

クーラントの減りがすごいのだが、はて、どこから漏れてるのやら・・・
細かいこと(?)を言うと、変速ペダルの軸がベタベタなので、ミッションオイルも漏れてる。
クラッチがうまく剥がせなかった場合は、パーツ出ないわけではないが、輸入になりそう。

2020年6月24日水曜日

aprilia climber240を修理して乗ってみたい



おっすおっす。
なんかお久しぶりになってしまいました。

今回は久しぶりに楽しいおもちゃ的な物の修理。
実用的な農機具と違って、純粋におもちゃ。

2020年6月12日金曜日

ちょっと修理失敗した溝切り機のまとめ



オータケさんのKF22の動画自ブログに貼るの忘れてるやんけ!
結構長い動画になってもうた。

一応無事に試しの溝切りも成功しています。
溝切りの船部分のサビは最初カップブラしかなんかで磨こうと思ったけど、使ってる間にサビ取れてた。
そらそうやな、ドロの中で溝切ってたら勝手に磨かれるわな。

次の農機具修理はトラクターのフロントタイヤのオイル漏れ修理。たまたまヤフオクでGB110のパーツリストを見つけて入手することができました。
パーツリストでもおおよそ構造がわかるので便利です。もちろんパーツ検索もね。
農機具のワークショップマニュアル(整備書)は車やバイク以上に入手難度が高いですね・・

2020年6月4日木曜日

なんとか組み上がりそうな溝切り機


んなわけで、届いたオイルシールをはめ込む。
オイルを外側に塗る。
オイルシールは内側外側があるので、注意。
バネが見えるほうが内側。
色々と刻印(サイズとかメーカーとか)されている方が外側。

車軸のオイルシールと当たる面をちょっとだけ紙やすりで均す。
車軸が痩せてしまうようではオイルが更に漏れるが、オイルシールのリップが当たる面が凸凹というのもイクナイ
オイル漏れがあるのでなければそのまま組んでもヨシ。今回はここが修理のメイン。
ヤスる方向は回転方向と平行に。

これができるか心配だった。
最悪ハンマーで押し込むかと思っていたが、無事ベアリングプーラーを使って圧入できる形状だった。
ウォームホイールの廻り止めのキーをあわせて押し込む。
ウォームホイールとオイルシールの間にベアリングが入っているよ。

カコっカコっと圧入されていく車軸。
ベアリングとケースの縁がツラになるまで圧入すれば良い感じみたい。


ギアボックスに直接ギアオイル#140を入れた。

ドレンボルトのようなものが一応配置されているのだが、小さすぎる。
多分コレってユーザーメンテするように作られていない。
分かる人にはわかるとおもうが、デフギアのオイル交換みたいな感じで、オイルを押し込んで注入するタイプ。

で、、ウォームギアボックス内にオイルを入れて馴染むようにぐるぐるしてたら減速ギアボックス側から漏れ出してきた。

実はウォームギアボックス(写真左)側と減速ギアボックス(写真右)側はギヤを組んだあとは明確に空間が繋がっていないのだけど、ベアリングがシールされていないものを使っているため、お互いの空間に流れ込むことになっていたようだ。オイルが結構硬いのでじゃんじゃん出るわけではないけど、急げ急げってことになった。
ほんでウォームギアボックス内は液体ガスケットを塗って閉じる。

減速ギアボックス内にもオイルを入れる。
2つのギアボックス内が微妙につながっているのは確かなんだけど、すぐに行き渡るわけではないので。。。
それと、、農協機械部を通して、KF22のギヤオイル量と種類を確認していたところ、#140を100ccという回答をもらっていたが、抜いたギアオイルを計量してみると明らかに100ccじゃなかったため。
両方合わせて200ccってことはなさそうだけど、150ccぐらいはありそうだった。
のでそれぐらいになるように入れた。なんせオイルが固いのでちゃんとこれだけ入れたってのがわかりにくいんですよね。。カップにも残るし。


ほいだらまた液ガスを塗って閉じる。
このときエンジンや、ハンドルや溝切りソリが付いてるとクッソ重たいのでメインシャフトだけにして組み付けました。
ギアボックスがゴロンしないように・・・

ベアリングやギヤの圧入が必要なのは車軸部分だけであって、それ以外は人の手で取り扱える程度のクリアランスが出ていて叩き込んだりすることはなく、オイルを塗っていたらヌゥっと入ります。


エンジンとメインシャフトをつなぐカップリング部分。
遠心クラッチのカップ側ですね。
ブレーキダストのような粉がたくさん出てるはずなので、バラしちゃったんだったら掃除しておきましょう。
パークリで拭き取るぐらいでいいでしょう。

そんなこんなでおおよそ組み直してほぼ完了?

で、これがちょっと傷んだウォームホイール。
上部にちょっとぶつけて変形した部分があるのがわかると思います。
多分このダメージのおかげで、手でくるくると回そうとすると、引っかかりを感じる部分があります。
あくまで手で回せる程度ではあるのですが。。
手で回せる程度の抵抗感なので、エンジンで回すと全く違和感がないのですが、車軸をハンマーで叩き抜こうとすると痛むってことです。
正しく抜くには、ウォームホイールに当て物をして、ホイールをギアボックス内から動かないようにした状態で車軸を叩き抜くかプーラーで押し抜くか、油圧プレスにかけるってことになるのでしょうか。

溝切り機のオイルシール交換の情報がなくて、手探りだったけど、なんとか完了しそう。
組み上がったらまとめ動画はつくります。

2020年6月3日水曜日

これは敵

倒すべき敵ではあるんだけど、やっつけようがないよな。

可愛そうとかそういう話でなくて、泥縄ではどうしようもないってこと。

しっぽしましまアライグマ

2020年6月2日火曜日

ミスミとモノタロウ


ミスミ!

なかなかおめぇ・・・やるじゃねえか
発送がなんか遅かったけど。

モノタロウと違って、法人か個人事業主しか登録できないのでかなり業務用なシステムをしてますね。(モノタロウは一般向けと事業者向けとブランドが分かれています。取扱商品が違うのです。)
でも一応部品一個から送料無料なんてどういうこったよ?使うしかないじゃなーい!
発送もMiSUMi-VONAのプリントされたプチプチでかなり簡易包装なのもありがたいポイント。もちろん少量の注文のときは、だろうけど。
もう内容物のベアリングとかオイルシールとか丸見えよ!何が届いたかすぐわかる!

モノタロウだとなかなかオイルシール一個ほしいからと注文できないが、ミスミさんならなんとかしてくれるって!汎用部品がちょっと欲しいならいいね。

モノタロウはモノタロウでモノタロウブランドの激安・オリジナルアイテムが面白いのでそっちも使うけど。インターネットホームセンターとしてのエンタメ性はモノタロウのほうが楽しいと思う。ミスミさんは部品倉庫ってイメージが強いです。

あ、いちおうモノタロウの送料って3500円以上(税抜)でその日の発送は無料なんだけど、7500円以上注文すると、その月は何回でも無料になるので、まっとうな工業系の事業者だったら賞味無料だと思う。