2014年1月23日木曜日
アクリジョン筆塗りしてみたよ
塗ってる感じは水性そのものだとおもう。
独特の粘りとか、光沢とか。
確かに隠蔽力が低めだとは思うけど、こんなもんっつったらこんなもんだしなぁ・・・
隠蔽力が低いということで、瓶ナマで塗ったんですけど、蓋の裏に付着してる塗料がどんどん乾いていくぐらい、乾燥が早いです。
触れ込み通り、ラッカーに近い乾燥速度があって、筆塗りをガンガン続けて行うには便利。
待ち時間が少なくて済む・・:んですが、乾燥時間が早いがゆえに、凸凹タイプの筆ムラが出やすいですね。
(乾燥が遅いゆえに、凸凹タイプの筆ムラが出にくいのがエナメル塗料ですね)
匂いは無臭ではなく、独特の臭がするんですが、まぁ安全レベルがかなり上がったということで、安心して使えるのは確かのようです。
一旦塗料が乾燥すると水で溶けないので、基本的にツールクリーナーは買っておくべきだと思います。
うすめ液は瓶ナマで濃くなってきたら添加したらいい気がするので、エアブラシを使わないのであれば、急いで買わなくてもいいかも。
コレはあくまで、「筆塗り遊び」では・・・ということなんですけども。
薄く重ねるにしても、厚めで一撃にしても、どちらにしても筆で均一塗装なんて限りなく難しい作業なので、あまり深く考えないほうがいいんじゃね?ってのが正直なところ。
そういった意味で、筆塗り遊び体験をしたいのであれば、ちゃちゃっと楽しむにはいいかもしれません。
ちなみに混色して色をつくろうとすると、混ぜてる間に結構濃度が上がるので、うすめ液は必要。
どうやろなぁ・・・
この先アクリジョンがこれからメインになるということは無いとは思うんです。
現在の模型塗装技術に対して制限がないラッカー系と制限だらけの水性・アクリジョンタイプはどうやっても使い勝手が悪いと言わざるをえないと思います。
個人的な環境でいえば、田舎の換気設備の整ったアトリエで作業している私にとって、あえて水性やアクリジョンをメインに持ってくる必要はないし。
それに加え、やはり模型という一連の技術ではラッカーパテやポリパテなど、強烈な匂いのする溶剤成分使う事があるし、これを切り離してしまうには代替用品の面で、どうにもならないところもある。
また、サーフェイサーという物も今のところ、ラッカー系しかないわけで。。
模型技術からシンナー成分を減らしていく試みというのは悪くないけど、現状完全排除ってのはどだい無理な話ですわい。
ともあれ、先に書いたように、非常に高い安全性と、低刺激の匂いはライトな模型にはかなり嬉しい存在ではある。
これから模型を始めてみようかなぁ・・・って人にはいいと思う。
現状ラッカー塗料を自由に使えてる人にとっては、縛りプレイになる。
これからアクリジョンの新色やコレに対応した添加剤とか出てくれば、もっと広がるとは思う。
現在の水性のかわりに・・・というのもありえるかもしれない。
ただ、水性と互換性が無いってのは結構痛いかも。
クレオスはどうするんだろうね。新色出すかな?
そういえば念のため・・・アクリジョンはすべてのアイテムが引火性・有害性アリのマークを排除できたかというと、そうでもない。
一応、、、というレベルかも知れないが、ツールクリーナーは引火性・有害性アリのマークが付帯されてます。あしからず。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿