2020年11月20日金曜日

GB180PCのローラー交換


 GB180パワクロは2000年~04年まで販売され、小売希望価格209万円~214万(税別)当時は消費税5%だったよ。

すでにうちにあるGB110と同年代にあたります。GBシリーズは2000年より前は2桁・GB14や15、18、20など。 2000年よりあとに3桁にモデルチェンジ。2003年から下一桁が5になり135・155・175という型番が与えられているみたい。

現在GBシリーズは販売停止になっており、小型トラクターはNBやJBシリーズになっている。

GB180パワクロは小型トラクターだけど、RSP160という結構幅広のロータリーを搭載。
GB180のタイヤタイプはRSP130らしい。

パワクロなら一回り大きい作業機が背負えるのが魅力。
じゃなかったら買ってないかもね。


リフトアップ。
ジャッキを使ってクローラ部分を持ち上げる。
板が敷いてあるのはウマの高さがちょっと足りないから嵩上げしてある。

ローラ(転輪)のキャップを細いものでこじって開ける。中のボルトと座金を外します。
でもこれだけでは転輪は外れません。
転輪の下に見えるガイド棒も外しましょう。
ちなみに第1転輪、第2転輪を交換するが、これだけならクローラを緩めるだけで外せそうなのでそうした。写真は右上に見えるテンショナーロッドをしっかりと緩めている状態。第3転輪はアイドラーと同時に外さないといけない→クローラを外す必要がある。

手で引っ張れば転輪は外れる場合がある。
第一転輪はスッポ抜けるように外れた。
写真の第二転輪はちょっと引っかかってたので、バールのようなもので引っ掛けて起こすと簡単に抜けた。

軸にスリーブ付きオイルシールのスリーブがのこるので外しておきます。
細いドライバーを打ち込んでこじれば取れるはず。
軸の根本の溝にOリングがハマっていますので、それも交換。
あとはここらへんを適当に掃除して交換部品到着を待ちます。

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ローラー交換といっているが、実は別の農機具からの移植になります。


交換予定のローラーに書いてある文字・・・
R1-12。 コンバインですね。

この転輪を移植します。
一応クボタの営業所で、使われているベアリングとオイルシールのサイズが一緒ってことを確認しています。
また、ローラー径が15cmってのも一緒。
奥行きもだいたい一緒。
オークションで4個一万円(送込み)で買った。はっきり言ってちゃんと取り付く確証はなかったが、ローラー径とベアリング類のサイズが一緒ってのを営業所で確認したらワンチャン付く可能性があるな!って判断。パーツリストの番号は違うので、実際には別モノなんだけど。

ベアリングとオイルシールを新品にするので、抜き取っているのが上の写真。
適当なボルトで反対側のインナーレースを叩いて抜きました。もちろん抜いたベアリングは廃棄ね。ベアリングドライバー持ってるのに何故か忘れてた。
みんなはベアリングプーラー(内掛け)をつかおうね!

ちなみに、R1の内側のベアリングはシールなし。GB180PCの内側のベアリングはシール有りです。
キャップ側はどちらもシールなし。
両機種にオイルシールがありますが、泥水に入る可能性が高いためか、パワクロのほうが外部要因に強い構成になっていると思う。

R1の転輪とGB180の転輪の違い・・・
かんたんにわかったところは、内側のスリーブがちょっと長いのがGB180PC用。
軸の根本にOリングがあるが、そこまで届く長さがある。
R1のローラーはちょっと短く、もしかしたらOリングまで届かないかもしれない。
が、なんかこのOリングって気休めじゃないかなぁって印象。
若干両者のローラーで内側の斜面の作りが違うようにも見えるが・・・
試しに軸に取り付けてみると、サイズ自体はバッチリ合うようになっている。

ちなみにどうもGB180PCのローラーは対応品に変わっているらしく、転輪の輪っかがモゲにくくなっているようだ。当機では、左の第3転輪が新しいのに変わっているように見える。

今朝クボタ営業所にベアリング計4つとOリング2本を注文したので、明日昼には届きます。

なんでコンバインのローラーを移植したかって?純正が一個4~5万もするからですよ。ちゃんとGB180PCのローラーを検索してもらったら一個税別18600円でした。安くはないけど、買えなくはないな・・・

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