2016年2月14日日曜日

ジェベルにUSB電源を取り付けた!





リレーを使ってキーON/OFFに連動させながらUSBポートを増設してみました。
動画はキーONと同時にUSBの通電LEDが点く様子です。
長いことUSB電源は充電式乾電池を使っていましたが、これで一応電池の心配なくiPhoneを充電しながらツーリングに出かけられる様になったと思う。

前もって充電しておいたら良いだけなんだけど、当日になって充電したっけ?ってのが頻繁にありまして。


小学校の時とか、理科の授業は嫌いではなくむしろ好きだったんですけど。。
いやー、アホになったなぁと。

それでもなんとか配線図を凝視したり現物と突き合わせたりしてなんとかなりました。

あと2chで聞いたり・・・ネット上で情報を探しまわったり。


そんなわけで、ヒューズボックスから電源を取ることにする。

エーモンの平型ヒューズ電源を買ってジェベルの最初から付いている平型ヒューズと差し替える。


ジェベル250xcのヒューズボックスはバッテリーの上に配置されていて、ピンク色のカバーに覆われています。

ピンク色のカバーの上部両脇にツメがついており、両側から抑えて引き上げないと外れない。(外れないことはないと思うが狭すぎる。)
ヒューズボックス自体はバッテリーケースとくっついてるので、バッテリーケース自体を外して作業しました。

バッテリーを外して二本のボルトを抜くと外れます。


元あった平型ヒューズとエーモンの平型ヒューズ電源を差し替える。

ちなみに、車体前から見て、左側がバッテリーの+に近い方。

テスターを持っていたら確認してみて

逆にさしても実際にはUSBポートは動作すると思うが、ヒューズ線をまたぐ前に電源を取ることで、元の構成に極力変化を与えないようにすることができます。
USBポートで大量に電気を使ったり、トラブルがあった場合、車体の電力使用量+USBポートの電流が10Aを超えるとヒューズが切れて走行不能になるため。
正しく+側(ヒューズ線をまたぐ前)から取れば、増設したUSBポートで不具合が有った場合、壊れるのはUSBポートのみ。
そんなわけで、故障時の問題点の切り分けがしやすくなったり、バイク自体の回路の安全性を保つための電源取り出し方法です。


ヒューズボックスカバーを元に戻す最にヒューズ電源から出るラインを通す切り込みが必要になります。

テキトーにドリルとか使って。

これで、USBポートの電源は確保できました。
ちなみにこのまま直接USBポートに繋いだらバッテリー直結です。
(USBポートのGRDはバッテリーのマイナスかボディアース)

それではバッテリーあがりが多発しますので、リレーを取り付けます。

今回はリアコンビネーションランプからリレー用のキーON/OFFを判定する線を選びます。

上の配線図ではリアランプの近くにギボシがあるように思えますが、実際には写真のようにエアクリボックスの上にギボシがあります。
後ろに映っている2本組のラインはリヤターンシグナルランプ(左)

3本組のほうのGr(グレー)からリレー用を拝借。
Gr線はキーON時常時点灯・通電しているライン。
B/W線(黒に白線)はGND線。
W/B線(白に黒線)はリアブレーキを踏み込んだ際にリアランプの点灯を強くするライン。


この三本のうち、キーON時通電しているのがGrとB/W。
どっちでも良いかというとそうでもなくて、B/Wから取ってしまうと、リレーがちゃんと機能しません。
GND線から分岐させてしまうと、リレー側に電気が流れてくれません。
B/W線で良いやろ・・と思って最初そっち繋いだ名残があります
GND線では抵抗のない方に全部流れちゃってリレーのコイルが動作しないということだと思う。
ちなみにB/W線に繋いだ状態でリアブレーキを踏んで電流を強くするとその時だけリレーが動作しました。

分岐の方法としては、新しいギボシを用意して、Gr線と一緒にカシメてあります。
これで、リレーでキーONを判別する電源が取れました。


んでリレー本体をジェベルのテキトウな所(エアクリノズルの手前にちょうどいい隙間が!写真図)に配置。
エアクリボックスのマウントボルトに共締めしたらぐらつかなくていい感じになった。

あとはリレーの接続を説明書や本体のシールのように正しく接続し、ボディアースやバッテリーの-に接続すればOK。
ちなみにエアクリボックスの固定ボルト穴でボディアースしようと思ったら塗装が綺麗すぎてダメでした。
なので、結局いいところが見つからず、バッテリーの-まで伸ばした。


タンクを外してUSBポートのケーブルを通し、ハンドル周りに固定して完成。


工作に使ったもの・・・

キジマ USBポート(シガソケ要らん!というならこれ?)
ナンカイ クランプアダプター(ジェベルのハンドル周りごちゃごちゃしすぎてUSBポートつける場所が無い!)
エーモンリレー四極(スタンダードな奴)
エーモンヒューズ電源(ジェベルxcは10A平型)
配線コード12V車用(適量配置によっては長さが足りないため)
ギボシセット(スマートに安全に配線)
電工ペンチ(ギボシをキレイにカシメるために)

その他、バイクの外装外しのための一般的なドライバーやソケットレンチ等・・

まだロングツーリングに行けるような時期じゃないですが、春が楽しみになりましたとさ。






6 件のコメント:

  1. 初めまして。
    りゅうきさんの ジェベル USBの記事を読み
    自分も同じジェベルなので
    同じように 付けてみたのですが
    何度やっても バッテリーが上がってしまいます。

    最後の写真の黄色線とつないでいる赤い線はどこからの線でしょうか?

    大変お手数と思いますが 

    もしよろしければ 配線を 今一度 教えて頂きたいのですが
    不躾なお願い申し訳ありません。
    冷やかしでは 決してありません。

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    1. 最後の写真の黄色はUSBソケットの+につながっています。
      ですので、USBソケットに繋がる流れは・・・
      ヒューズ電源→エーモンリレーの赤線→エーモンリレーの黄色→USBソケット→(ボディアースorバッテリーのマイナス端子)ですね。

      もし、こうなっていてもバッテリーが上がるならまた書き込んでみてください

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    2. あと、キーオンで、リレーがきちんと動作するかを確認してみてください。
      リレーに耳をすますと、キーオンでカチッと小気味よい音がします。(セルモーター用のリレーの音も一緒に聞こえるので混同しないようにしてくださいね)

      それと、私と同じようにキジマのUSBポートであれば、通電していれば青いLEDが点灯します。
      キーオン/オフどちらでもつきっぱなしなのであれば、リレーが機能しておらず、バッ直になっています。(つなぎ間違い)
      別のUSBポートなんかで、通電確認が出来ないタイプなら、テキトウなUSB機器を接続して動作を見る。

      念のためリレー動作用の流れ・・・
      リアコンビネーションランプのグレーの線から分岐→リレーの青線→リレーの黒線→(ボディアースorバッテリーのマイナス端子)です。
      ちなみに、私の場合は結局どちらの線もボディアースに出来なかったので、USBポート用とリレー動作用の線を結線したうえで、バッテリーのマイナス端子に接続しています。

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    3. 遅くなってしまいましたが 無事に取り付け出来ました。
      赤 青線が間違っておりました。

      大変お世話になりました。

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  2. 迅速な対応 ありがとうございます。
    明日 確認してみます。
    ちなみに イグニッションのOn OFF での
    充電の切り替えは 出来ていました。

    有難う御座いました。

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  3. なるほど・・・ですね。
    リレーコイル側にバッテリー電源を入力してたんですね。。。それは確かにバッテリーを浪費しますね・・・
    しかもキーオンで連動するから厄介なミスでしたね。

    何はともあれ、お疲れ様でした!よきジェベルライフを

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