というわけで、2009年から売ってるらしいこの2本の筆をポチってみました。
模型用の筆に対する扱いというのはそれぞれ違うとおもいます。
ある程度低価格帯の筆を適度に使い捨てにする人。
それなりに値段の張るものでも長く使う人。
この筆は低下550~700円とやや高価な部類に入るのではないでしょうか。
私がメインで使っている筆のタミヤのHFシリーズを基準とすると、2倍~程度の値段。
あと、極細面相筆という物がどれほど細いのか・・・というのを見てみたくて買ったわけです。
AMAZONの写真を見ても比較対象がなくて、わかりにくいですよね。
丸筆000号 MB01 |
面相筆極細20/0号 MB09 |
丸筆000号が毛先7mm程度。
面相筆極細が3mm弱となっていました。
丸筆000号のサイズが、タミヤのHFシリーズの極細とほぼ同じ長さとなっています。
毛の材質はPBTとなっていて、ポリエステル系の化繊です。
熱に強く、毛先が開いてきてしまったら100℃のお湯に浸けると直るんだとか。
(動物毛は直らない)
実際に握ってみると、軸は割りと太めになっているうえに、シリコン素材でグリップ感が非常に強い。
私としてはタミヤの定価1500円ぐらいするPROシリーズより細いが持ちやすいと感じる。
(PROシリーズはツルツルで軽量過ぎてちょっとイマイチよくなかった)
極細のほうは特に毛先のおさえの部分に適度な重さがあり、安定感という意味でも悪くないと思う。
そして、タミヤにもない極小の毛先を持っているので、これは一本持っていてもいいかもしれない。
ただし、ガンプラやダンボール戦機など、ロボット物がメインだと、この細さは使いドコロが無いと思います。
主に1/35フィギュアの細部なんかにいいんじゃないでしょうか。
丸筆000号がわりとロボット物でもスミ入れやアイセンサーの塗装にも対応しやすいのではないでしょうか。
000号でも細さが足りないなら、面相筆細MB10がいいかもです。
クレオス社の製品として、割と入手性も悪くないので、使えるものだとは思います。
ただ、シリコングリップ等価格帯が高めになりそうな商品だけでなく、標準的な木製グリップの低価格帯の使い捨てラインも同時に用意してくれるとよかったんじゃないかなぁ・・・と。
面相筆極細MB09の方はタミヤに無いので、使うと思います。
ただ、丸筆000号のほうはタミヤのHFシリーズの面相筆極細で事足りるし、コスパ的な意味でもタミヤの方がいいかな~。
このグリップ感はいいのですが、HFシリーズの感覚で不便かというとそんなこと無いんですよね。