2020年7月16日木曜日

バラした前車軸を組み立てるッ!

小型トラクターGB110さんの前車軸オイル漏れ修理もいよいよ組み立て段階。

ベベルギアケースの合わせ面をギアオイルをつけて撫で回す。
#400の耐水ペーパーにギアオイルを塗ってるので、かなり優しい方だと思う。
液ガスを塗る場合そこまでシビアに考える必要はないと思う。 おおかた爪で引っかかるような出っ張りがなければ大丈夫なはずでしょう?
出っ張りが無いことが大事。
水研ぎと違って乾かないのがいいなこれ。鉄やヤスリの粉が飛び散らないので、その後の拭き取りも楽。
液ガスを塗るのでしっかりパーツクリーナーで脱脂します。
ホイルハブの軸の様子。随分痩せてる。
痩せてはいるけど、直接ここでオイルシールが回るわけではない。
オイルシールはインナースリーブがついていて、そのスリーブとよく見るオイルシールがヌルヌル回る。
最初バラしたときに、インナースリーブも一緒に抜けてびっくりしたけど。
ケース蓋の外側からオイルシールをインサータを使って叩き込んだ。

ケースの出っ張りとツラになるまで打ち込んだ。

しっかりと打ち込まないと、ホイルハブの軸が出てこなくて、このあとの組み付けができなくなる。
蓋に通した状態で、
オッラァ!と何度も叩きつけると入ってほしい位置までシールが入ってくれる。

ハブの軸に付いてるピカピカのこれがオイルシールのインナースリーブ。
これがしっかり根本まで入らないことには次の工程で詰まる。
オイルシール本体はケース蓋にしっかりと打ち込まれ、インナースリーブはしっかりとハブの根本まで入れなければ行けないというわけ。
なので、組んだ状態で叩きつけて定置まで押し込む。

ベアリングは大した抵抗もなくスコンと入るはず。(このベアリングの下に薄いリング状のシムが入っている)
で、いま指で摘んでいる半月状の止め輪が、ハマればOK。
これがハブ軸抜け止めになっている。
ハマらない場合はオイルシールがハマりきっていないということ。
でっかいベベルギアを取り付ける。
さっき入れた半月状止め輪二個がベベルギアの内側に入っていればOK.
これもスコンと入る。
内側のベアリングを通す。

プレス機があればいいけどなければインサータとハンマー。
多分ゴムハンじゃ入らない。
組み上がり。

回るはずよ。
縦軸のオイルシール取り付けの準備。

よく見たら軸にインナースリーブが残っていた。極力軸に傷をつけないように、貫通ドライバーとかタガネとかで脱がす。
オイル漏れはこのインナースリーブから。
サビや腐食溝ができていました。
ベベルギアケースに縦軸オイルシールを圧入する。
ケース側の縁にサビが出て太っていたので、オイルを付けた耐水ペーパーで軽く均しておいた。
あとはグリスを塗って打ち込み。

叩き込め!
いい感じに!

これぐらい?
インナースリーブが少し出るぐらいかなぁ。
最終的に車体に取り付けるときに入っちゃうと思う。
スリーブが外れたらこんな風になっている。
スリーブを入れたまま叩くのが正解だと感じたのでそうしたが・・・どうするのが良いのだろう?
説明しにくいが、スリーブなしのよく見るオイルシールと面の形状が違う。
注文したオイルシールには予めリップ内にグリスが塗ってあるが、外したり嵌めたりしているうちに出てきちゃうので、補充した。
いよいよ車体に取り付ける。
縦の軸のスプラインが本体側のベベルギアにちゃんと刺さるか心配だったが、杞憂だった。取り付け始めた時、一番最初に縦軸のスプラインと本体側ベベルギアが接触するようになっている。
ケースの下側のベベルギアをちょっと触って位置合わせすれば簡単に合わせられます。
写真のように下からベベルギアケースをジャッキで持ち上げて、中のベアリング位置と合わせる。
写真でよく見えないが、中心の穴のすぐ下にあるベアリングと本体側の軸/筒をあわせる。
これが二番目に接触するポイント。
ここが合えば、上のベアリングは放っといても勝手に合う。
ズレたまま叩くとベアリングが壊れる。

下からジャッキで持ち上げた状態で、写真の位置に角材を当てて叩く。抜く時に叩いた場所じゃないよ。
本体側のアングルの方。
ゴムハンじゃ絶対に入らない。
こんな長い角材である必要はないし、これだと結構力が逃げるけど、ボディのカバーが結構邪魔なの・・・
1kgスレッジでバンバン叩いて角材が割れること3本目で圧入完了。
入り始めるまでめっちゃ緊張した。

しっかり入って、このサークリップがハマれば概ね修理は完了したようなもんだと思う。
お疲れ様!
このサークリップを嵌めたらもう落ちません。

外したタイロッドを取り付けておこう。
で・・・実はこのボルトのケツを叩きすぎて痛めてしまいました。。
なにかしらのプーラーを使いましょうね。

ほいだらケースの蓋との当たり面を再度脱脂して貼り付け準備。

蓋側も脱脂後、液ガスを塗布。
溝があるので、そこにスリーボンドの1215を使った。バラしたときのと色が違うやないか!って思いますが、別にこれでいいはず。。アカンかったらやり直すだけや!
別に液ガス使ってるのここだけだし。
ちなみに指定は1208B今これ手に入る?
1208AAってのはモノタロウでギリ売ってるけどBはもう無いんかな。末尾のアルファベットって何なん?色?

できたーーー

多分。

あとはギアオイル買ってきて入れる。
今回の修理も動画を撮ってるので、そのうちまとめをうpします。


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