2012年6月30日土曜日

プロスプレーMk-1でシーサーペント 完成

 

 


そんな訳で、昨晩エナメルで細部の塗装とスミ入れを施して、今朝拭き取りして、完成しました。
設定ではオレンジの部分のところをちょっとだけ悩んだ末に、クロムシルバー+グリーンを混ぜて塗りました。

微妙に気が抜けた箇所もありますが、よしとしましょう。

動画にまとめて近々うpします。

バンパイアキャットもいい加減公開できそうにないので、0.3mmダブルアクションを使えば、フリーハンドで縞々も書けます・・・って流れで、最後に差し込んでおくかも。

そう言えば、シーサーペントの目の部分ですが、内側に設定通りモノアイが入ってるんですが、見ての通り、クリアオレンジなので中がみえないんですよ。

劇中でも、デクーみたいにグポーンと光る描写もあったように思うのですが、中身が結構カッコイイです。
前のクリアパーツが透明だったら、内側のオレンジのモノアイがかっこ良く見えただろうに・・・勿体無い。

本体の仮組みをしてみた


バリだらけ・・・

そらまぁ、20年以上前のキットですからね。

ブラックグラードとおんなじ感じです。

あと、基本的にエッジは割と丸い。

当時の永野先生の絵を元にした物という意味ではある意味正解だとは思う。

初期のモーターヘッドの絵は結構丸く書かれており、主線をビシッとエッジが立っているようには描かれていません。

ただ、今の目でみると、模型立体物としては面白くないというか、マイナス要因ではあります。

昨日書いたようにそれも含めて当時のものを楽しんでいくつもり。

でも肩の肉抜きは埋めたい気持ちでいっぱい。

  

なんと、膝関節の軸が折れてました・・・

プロポーションを変えないように適当に何とかします。

K.O.Gは1/144しか作ったことのない者からすると、1/100はやっぱり迫力がありますね。
出来がいいかは別の話ですけど。

中身がスッカスカですが、メタルパーツのおかげで結構重たい。

昔のwaveのキットは様々なマテリアルを投入してますが、正直あまり適してない・・・加工がメンドイとかそういうよろしくない部分が目立っていることが多いのですね。

ちなみに、帽子の天面は一切モールドが無く、ツルツルです。

waveの1/144プラキットはラキもパトも結構しっかりディテールが入っていて良いキットでした。

しばらく楽しめそうです。

まずは、腹のメタルパーツを磨く所から初めないといけないようです。


2012年6月29日金曜日

wave 1/100 インジェクション ナイト・オブ・ゴールド




キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ヨ!!


wave 1/100 プラキット


ナイト・オブ・ゴールド


そんなわけで、やっとこさ入手しました。

気合を入れて取り組むべきキット。現在進行中のデクーを差し置いて取り組みます。


定価12500だそうです。キットの中にちょっとしたカタログが封入されてまして、初めて知った次第です。
前ブログで完成していたブラックグラードのほうは8800円だったそうな。

ぱっと見て・・・現行手に入る1/144プラキットのK.O.Gラキシスのほうが出来がいいですよ。
マジで。
パーツも1/144キットを大きくして、エッジをダルくした感じorz

で、デザイン自体も非常に古い物で、K.O.Gの後ろの顔が有りません。
何を言っているかわからない人もいるでしょうが・・・

そんな訳で、このキットの組み上げに関しての方針として、今風の何かを盛り込むとかかっこ良くアレンジするとかそういったことは一切無しにして、当時のデザインをそのまま復元するようにします。
旧キットは旧キットなりの古臭さを匂わせる方が面白いと思うんです。
現代風にするんだったらまだGGIの方のがいいわけですし。

さて、キット内容ですが、上の写真の通り。

黄色とオレンジのがスチロール樹脂。なぜ二色に分かれているのかよくわかりません。
中央のシュリンクしてあるのと裸のパーツがメタルパーツ。近代のホワイトメタルじゃない気がする・・・エッチングパーツもあります。
下中央がソフビ。私はWAVEのソフビは嫌いじゃないです。
左が薄くてよく割れることで有名なwaveポリキャップ。 割れることを見越して予備がたくさん付属します。

( ^ω^)・・・

そしてかなり黄色く変色したデカール。

このデカールを見て分かる通り、K.O.Gの特徴的な頭部のレリーフがまんまデカールを貼るだけ。

これはやべぇ・・・

でも、一途の望みをかけます。K.O.Gは金色です。

黄色く変色したデカールを貼っても大丈夫なんじゃないか?!
だめですか?

というより、台紙から剥がして貼る事ができるのかがまず問題になりますが・・・


キットの発売時期自体は昭和最後期頃のはずですが、封入のはがきの差出有効期限が平成5年8月までと書いてあるので、再販は何度かされてるっぽいですね。

さて、完成させますが、一体どんなのが飛び出すか・・・ほんの少しだけネットで画像も拾えますが、実物が目の前に・・・楽しみです。




仕上げ塗装前

  

  


そんなわけで、部分塗装等、最終仕上げを前にした状態です。

けしてプロスプレー自体が、「塗装面を作れない」わけでなく、均一塗装なら得意。というのがわかってもらえるんじゃないだろうか。

何度も言うことになるが、エアブラシ用の塗料の薄め方を知っていれば十分に使えるとは思います。

ただし、やっぱり色々とシビアな部分があり、初心者だと慣れるのに苦労するかもしれません。

何よりエア缶を使うことで、いつ空っぽになるかヒヤヒヤしながら作業するのは余計な苦労だ。

昨日一般的なHGサイズなら190缶で余裕があると言ったが、昨晩作業している際、かなりエア圧が落ちてきて大変だった。
今回はぬるま湯を使わずにポケットに突っ込んで作業を終えたが、エア缶容量全部を同じ圧力では使えないので、その点も注意が必要。
初めてのエアブラシがプロスプレーだった場合、絶対に予備のエア缶として480を買っておくことをおすすめしておきます。

事実上無限のエア源になるコンプレッサーはやっぱ必要だわ。


今夜筆塗りの仕上げをして、明日には撮影できるかなというところ。


2012年6月28日木曜日

プロスプレーMk-1を使ってみて色々と感じたこと。

Mk-1に付属しているノズルは0.4mmのみなんだけど、驚くほどたくさん塗料が出る。

0.3mmダブルアクションハンドピースでじっくり吹いてる時と大違いでほんとに缶スプレーみたい。

言い換えるなら、コッテリ乗せられるので希釈が適正ならば、非常に仕事が早いと言える。

もちろんグラデーションを掛けるのには向かないし、細かい塗りは出来ない。

説明書には2mmラインも引けるように書いてあるが、あまりにもシビアじゃなかろうか。

しかしながら、色々と難有りとは思うが、均一ベタ塗りで良ければ結構使えるんじゃね?と思ってしまった自分も居たのは事実でした。


Mr.スーパーエアー190(付属のエア缶)でもHGサイズだったら1体ぐらい塗れる余裕は有りそうな感じです。
色の入れ替えの時の掃除も含めても大丈夫そう。

エア缶の圧を変えるレギュレーター機構ですが、構造がシンプルゆえ塗料の吹き出しボタンを押した時に、一瞬高圧が出ます。
その後、設定した圧力に落ち着いて吹き出すのですが、これが結構うっとおしい。

普段はコンプレッサーに直付けのダイヤフラム式?というかリリーフ式?で減圧してるので、ほとんど一定の圧力で作業できてるのですが・・・
どうもクレオスのレギュレーターのMk-Ⅱ&Ⅲはシンプルな構造で調整された圧力に落ち着くまでのタイムラグがあるみたいですね。
Mk-Ⅰ現在使用中ですが、減圧機構は全く使ってません。分岐とドレン抜きのみで使用中。
仕組みは違うみたいですが。


正直な所、初心者でも初めてのハンドピースはダブルアクションの0.3が良いと思います。

PRO-SPRAY Mk-1も全く使えないということはないですが、いろいろ条件が付くと思います。

缶スプレーとあまり使用感は変わらず、好きな色を調合して使いたいというだけなら悪くないです。



昨晩からシーサーペントの塗装でのプロスプレーの実演を撮影してます。
今週中には完成して動画をうpできそうな感じです。


2012年6月26日火曜日

シーサーペントのしたごしらえをする。


サックリ合わせ目消しだけのつもりが・・・

機体に設定されている穴というかスリットというか。

シール再現だったので穴を開けました。

だってシール貼りたくないし。

写真はヤスリがけ前だけど、あんまりビシッと仕上がらないかも・・・


さて、シーサーペントを仮組みしてみると、メッチャかっこいいじゃないですか。

特に頭が。

でもなんか、シールで仕上げるにしても何故肩のプロペラだけシールが無いの?

スネというか膝の分割も苦肉の策っぽい。

瞬着パテで接着したので明日からざっと合わせ目消しします。

今回の行程メニュー

合わせ目消し◯
ヒケ処理☓
全塗装◯
色変え◯ たぶん赤サーペントになると思う。

したごしらえ完了したところから、プロスプレーの動画をはさみはさみ入れていきたいと思います。


グリンシア


神創世界グリンシアをクリアしました。

どうやらクリア後には特になにもないみたいで・・・

別にイイです。

さて、どんなゲームかというと、コッテコテのJRPGです。

前ブログからも結構レビューしているケムコのゲームで、ここのアプリは非常に安定したクオリティをしてますね。

逆に飛び抜けて面白い!ってのもない気もしますが、それで十分かもしれません。

期間限定で85円でした。

どやねんと思った部分から述べると、秘宝を装備した状態で使えるEXスキルというのがあるのですが、あまり必要性を感じない部分がちょっともったいない気がします。
全く使えないわけではないですし、ラスボスで土の秘宝を装備してゲージをMAXに保ってここぞで使うといいぐらい?

主人公には基本的に性格や話し方など設定されておらず、問には「はい」か「いいえ」で答えるドラクエスタイル。
しかも、いいえを選択するとループするとても強烈なドラクエスタイルw
どうせ話が一本道なら「いいえ」を一度は選択してみたい所。

始まってすぐ主人公の名前を入力しますが、デフォルトは設定されていません。
その他のメンバーはデフォルトが設定されていますが、途中から変更できます。
途中から変更できるといわれてもなかなか・・・

ゲームのバランスは比較的ヌルい部類に属し、オートでそこそこ戦闘がこなせます。
中盤以降大量に敵が出るようになると、スキルで一掃した方が安全という程度。
ボス戦直前に町へ自由に行き来できるポイントが配置されているところもやや緊張感がなくなり、ヌルさを増している感があります。

主人公以外のメンバーは要所要所で喋りますが、このゲームは4人編成で7人?のキャラクターから選択して旅します。(酒場で入れ替え可能)
ロマサガ3を想像してもらったらわかりやすいと思いますが、ボス戦前の会話などで、一言いうようなあの感じでしょう。
でも私は最初に揃った4人から一度も変更しませんでしたが。


さて、ストーリーの方はというと、それほど突出して素晴らしいわけでもないですが、良い感じのどんでん返しは用意されています。
目新しいものではないかもしれませんが・・・

基本的に戦闘よりもストーリーや人物どうしの掛け合いなどの方に重点を置いて楽しむといいかもしれませんし、それがケムコらしいバランスのとりかたかもしれません。
ココらへんはよくも悪くもJRPGらしいと思います。

キャラクターグラフィックも変に奇を衒うようなこともなく、とってもJRPG。

85円で買えるなら、安心安定のケムコブランドを楽しんでみてもいいでしょう。

兵器に例えるなら安定して使える量産型ってやつです。

2012年6月25日月曜日

プロスプレーMk-1を買ってみた。


そんな訳で悪名高い?プロスプレーMk-1を買って来ました。

ついでに、LBXシーサーペントも一緒に買ってきたので、それをプロスプレーを使って塗りあげたいと思います。

実売価格が2500円前後のこのプロスプレー。今回はジョーシンで買って来ました。
(Amazonでは送料無料の取り扱いがすでに無いため、割高になる)

ある程度塗料の性質に慣れた者が使うとどうなるか・・・

特に初心者にも向けて動画を作っていこうかと思います。

また、Mk-1のセットに入っているエア缶「190」ですが、これ一本でシーサーペントが塗れるでしょうか?

予想では、慣れていれば塗れるでしょう。エアブラシで吹く時の塗料の濃度等も全く知らない状態で使うと、まともに吹けるようになるまでにエアの多くを消費してしまうような気がしますが・・・

プロスプレーが良くないと言われる理由の大きな部分が、プロスプレー自体の機構に問題があるというものもあるのですが、もう一つはプロスプレー=エア缶を使うというもの。

コンプレッサーと違い、圧力の変化が大きいのと、あまりにもランニングコストが掛かるということ。

ほとんどは後者の理由かと思います。

つまり長く続けるつもりだったら、目先の安さに踊らされず、コンプレサーのセットを買ったほうが安い上に、使い勝手も良いということです。

私自身、むか~し安さにつられてタミヤのバジャーの安い方を買ったことがあります。
全く使いこなせませんでしたw
しかも、バジャーシリーズはネジ径が一般的に使われている1/8(S)ネジも繋げられないし、もちろんクレオスのPS(細)ネジにもつながらないという・・・

でもプロスプレーシリーズはクレオスの一般的なPS(細)径を採用しているので、エア源をコンプレッサーにして繋ぎやすいです。
サフ用に使われている方も居るということで今の私ならコイツは無駄にせずに使えると思います。
ノズルが0.4mmという太い方しか入ってないMk-1をチョイスしたのはサフが吹けたら十分だったから一番安いこれにしておいた次第です。

あと、激安ハンドピースの雄、kids-105もかなり試してみたい商品。
でも品薄なのよね。



私にとって、特に必要なものなのか?というと、正直不要なのですが、人に教える時に使ったことのないものを批判するものではないですし、聞きかじりのことを適当に話すこともいい事ではありません。
そんなわけで、使ってからアカンものはアカン。使えなくもないのならそうお伝えします。

玄武洞

但馬に住んでても玄武洞初めてなんだぜ。
遠足のルートにもならなかったんですが、今日どこかの小学校の遠足の子供たちがいました。

青龍洞

玄武洞なのに青龍洞!

個人的に雰囲気がイイのが青龍洞でした。高い壁とダイナミックな玄武岩の模様。

人口の池っぽいのですが、水があるのもいいのかも。
モリアオガエル(小学生についている解説員がいうてた!)のオジャマタクシーがイッパイいました。

ホントは写真の右側も含めないといけないようですが・・・


玄武洞は向かって右側から

青龍洞・玄武洞・白虎洞・南朱雀洞・北朱雀洞 となってます。

洞窟ってんじゃなくて、ちょっとえぐれてるってぐらいのものです。

私が最近但馬地方をあちこち走り回ってますが、多分に漏れず、この場所にも崖崩れが起きてしまっており、石が転がり落ちてきています。

そのため、ロープで近寄れなくなっている場所もあります。

そうでなくてもあまり壁や洞窟に近寄れないので、ちょっと残念な感じがします。

もちろんすべての場所は舗装され、サンダル履きでさっとまわることができます。

全部の洞をみて40分。玄武洞ミュージアムで40分てところでしょうか。

玄武洞ミュージアムには様々な石が展示されており、大人600円の入館料が必要ですが、こちらのほうが結構楽しめました。
確かによくある宝石等の原石の展示なのですが、所狭しと並んでおり・・・というかあまり広くない。

大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい感じの展示スペースになってました。

ミュージアム内で10分ほどの玄武洞・玄武岩の成り立ちについてのビデオも見られるのですが、難しくてオッサンにもわかりませんでしたorz

2階がミュージアム・3階が柳行李の資料館になってます。

1階がお土産やレストランが入ってます。



写真はお土産屋さんの一部。

こういった鉱物博物館でよく見ますね。

アメジストの原石。

これ結構安くて宝石感が強いので、思わず店の飾りに一個買ってしまいました。

もちろんデカイのはソコソコの値段が付いてるのですが、3000円ぐらいでも結構ドッシリしたのが買えます。




←630円でした。 ↑ 休憩所に置いてあった玄さんの生首。被れます。

これが玄武洞。

なんかイイ写真撮れなかったんです・・・


こっちは文字通り洞窟っぽいですが、深さはそれほどでもないみたい。

2012年6月19日火曜日

ひどく疲れたドライブと素晴らしい滝 (サナの滝)

村岡ファームガーデンで昼食の後、帰路につこうと思ったのだが、11時の昼ごはんだったわけでもう少し見て回ろうかと。

そして今回別ルートを通って帰ろうとしたわけです。
地元の人にしかわからないかもしれませんが・・・
村岡から香住に抜けるのに、和佐父・山田経由で山を越えようと思ったのが運の尽き?
香住に抜けるルートは普通のルート(兵庫県道4号)でしか抜けられなくなっていました。
おかげで山の中を彷徨う事になってしまいましたが、予定していない滝を見れたり、廃村をちょっと見て回ることができたりそれはそれで良かったとも言えますが。

そんなわけで、香美町村岡区和佐父に上がりました。
ここでもスゴイ斜面に集落があり、正直な所、よく人が住んでいるなぁ・・・と。
エンジンが付いた乗り物でしか生活できなそうなところです。
しかしココは序の口でさらに山の上に次の集落で今は多分人が住んでいないが、小城(こじょう)地区があります。

和佐父からどんどん上がっていくと、和佐父・山田・小城をつなぐ三叉路があり、和佐父側に滝があるという標識があり、折角なので見に行くことに。

サナの滝入り口

写真奥が和佐父側・手前が三叉路です。

下草がかなり茂ってきており、下り口がわかりづらくなってしまっていました。
どうやら最近人がほとんど訪れてないような雰囲気です。
思えば、周囲の道路状況をみればわからなくもなかったのですが・・・



サナの滝です。

ちょっと水量が少なめな時だった感じですが、ほんとに雰囲気の良い滝でした。

ものすごく秘境っぽいというか、現に秘境になりつつあるというか・・・

で滝の左右が綺麗に円弧状に削れ、地層のような岩の断面が美しい。

岩に対して知識が浅いので、なんという岩なのかわかりませんorz


上の写真の右側の足場から撮ったもの。

斜めになった岩の層がよくわかります。

斜めのものを見ているとなんか平衡感覚がおかしくなるというか、カメラの水準器の機能に頼らないと水平に保てませんでした。

水の透明度はそんなに高くなく、底が見えないのがまたなんともいえず。

他の方のブログを見てもこんな感じの色なので、普段からこんな感じなのでしょう。



メインの滝から右手前に流れ、次の滝に流れ込みます。

その流れが右の写真のように、天然のウォータースライダーのように岩を削り、ツルツルになってます。

ココも結構見所で、けして大きくはないのですが、素敵ポイント。


そして、さらに下に落ちてゆきます。

右上の写真の先の部分です。

スケールがわかりにくい写真になってますが、そこそこ高い滝というかメインの滝と同じぐらいの高さがあると思うのですが、怖くてうまく写真取れませんでしたw

短い三脚を掴んで、タイマーをかけて腕を伸ばしてとったため、水平も出てません。

むちゃくちゃな写真です。

そんなわけで、知らずに立ち寄ったサナの滝ですが、とっても良かったです。

そのあと、折角なので、小城地区に行ってみようと思ったわけですよ。
今人が住んでない廃村だということを聞いてました。

崩れた家屋や止まった時計。でも意外と時間が経ってない様にも見える、輝くステンレスの物干し台・・・
山田出身の私の母に聞いたら20年近くは小城に人は住んでいないらしいのですが・・・ほんまかいな。

小城地区は二つの集落に分かれており、そのなかでも古い感じで綺麗に残っている家屋がこんな状態でした。

小城地区でも通称大切(おおぎり)という集落側の写真だったはず・・・
ここの周りはもう山しかなく、五軒だか六軒ほどしか家がない。
よくこんな所に人が住んでいたものだと驚きます。

こちら側はどん詰まりで家しか無い。


もう一つは通称、本谷(ほんたに)で、八坂神社があるのですが、その姿は見ずに帰って来ました。
こちらのほうが高いところにあり、建物の保存状態は良くない印象。というより明らかに崩れていた。

この写真は本谷側の建物で綺麗なほうだが、茅葺き屋根にトタンが被せてある家もあるんですよ。

ココらへんも豪雪地帯なので、トタンは使い勝手がいいようです。

私自身茅葺きの屋根は初めて見たわけじゃないと思いますが、久しぶりに見たような・・・

相当長いこと住んでないという話だが、あまり色あせてないホースがあったりしてよくわかりませんw

 

ぱっと見て花の名前がわからなかったのですが、母に見せると芍薬(しゃくやく)だと言われました。
こんな風に八重にさく花は牡丹ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、牡丹は木です。
これは草で芍薬。めちゃめちゃ綺麗な花でした。

そして・・・

さて帰ろう。と思ったわけですよ・・・

そう言えば、山田から小城に行けなくなったときいたことがあるような・・・

もう一つ小城から香住に抜ける道として、小城のさらに上、「三川線」に出ようと思ったわけです。

以前三川線から小城に入ろうとして、入るところを間違えて、村岡区高井にでたことがありました。

小城を上がって三川線にでました。
これは間違いようがない。


三川線に入って、香住側に進んでいくと、一年前だか二年前だかに通った時よりひどい道路の荒れ様で上から一抱えもある岩が転がり落ちていたり、朽ちた大木が横たわっていたり・・・


三川山山頂付近で道路の真中にノコギリクワガタが!(ですよね?)

折角なので連れて帰りました。


でも道路はヤバイ箇所が頻繁に目立つようになり・・・




平成24年8月20日現在通行可能になっています

Oh・・・

ンモー

ダメでした。

だいぶ香住寄りまできたところで、これですよ。

香住に抜ける道が2ヶ所とも塞がってました。

もともと三川線は森林整備のために近年作られた道路だったようですが、生活道路ではないので、無くてもそれほど不便でないため、整備は後回しなのでしょうか。

よく見ると左側に人が通った跡があるのがわかります。

二輪だとすり抜けられますが、自動車では通れません。
岩ばかりなので、手でどかすことが出来れば・・・通れたかもしれませんが、結構デカイですし、この先崩れている箇所が無いとも言えませんでしたので、諦めて最初に入ってきた和佐父から出ることにしました。
三川線は全長30kmほどにもなる林道ですが、見ての通り、アスファルト自体は新しいのですが・・・
崩れたら使いようがないのですよ。

できたときは長いけど綺麗な道路だったんですけどねぇ・・・

道路の半分が3cm~5cmほど沈んで崩れかけたような箇所や、大小様々な落石で、とにかく使えない道路になってしまってます。
ツーリングにも良い道路だったはずなんですが。いろんな人のブログでも綺麗だった頃の姿がみれますね。


さて、結局入ってきた和佐父から出て兵庫県道4号を普通に帰ってきましたが、大変でした。

本来、サナの滝を訪れるにあたって、どんなルートをとるかは結構大事なわけですが、いくつかのルートは見ての通りです。

妙見・総武線から三川線に入るルートは今回通らなかったので状況はわかりません。

一応和佐父から小城に入ることができたわけですが、ここはとんでもない坂になってます。
さらに、標識では、和佐父~小城間に通行止めの看板まであります。
いつ崩れるかわからない壁が横にあるためだと思われます。
それを無視して上がることになります。行くなら覚悟を。

相当道は狭い上に、路肩も無く、半分崩れたような道路になってしまっているため、かなりヒヤヒヤします。もちろんガードレールなど有りません。

サナの滝へは服装の装備品だけでなく、乗り物にも注意を。

山肌を登るためのS字カーブの切り返しなど、小回りが利く小型車にした方がいいです。
つまり、軽トラ最強ということです。(最初の写真で見えてますが、今回はたまたまダイハツハイゼット)
極力ホイールベースは小さく、軽量で、車幅の小さい乗り物がオススメ。
あと、汚れ、傷を気にするような車では来ないように。
オフラインGPSと地図は持って行くほうが安心。当然電波が入りませんのでオフライン地図ソフトがある方がイイです。私はMapFanの入ったiPad2を持って行ってます。

でもサナの滝は割と見る価値ありますよ。

サナの滝周辺はとにかく何もありません。トイレとか店とかほんとなんにも。お気をつけて。

2012年6月18日月曜日

ひどく疲れたドライブと素晴らしい滝 (吉滝)

予想外に広い範囲を回ってしまうことになってしまいました。
当初の目的は、兵庫県美方郡村岡町小代(おじろ)の吉滝(よしたき)です。
これは問題なく到着。
但馬地方・山陰海岸がジオパーク認定なんですが、一体どこまでが山陰海岸なのか。

少なくともおじろは山奥なのだが・・・

吉滝は近場にキャンプ場もあり、非常に整備された感じのスポットです。

駐車場から滝までほぼコンクリートとなっています。が、写真のようにしっかりと苔むしているので
滑りやすいとは思うが、少し歩くと見えてくる。

到着したのは朝はやく。 自然の中のこれはトイレ。そして、中には小森さんが棲んでました。
ちなみに表示がないが、左の扉が男性用、右が女性用となっている。
電気、水が無いトイレですが、紙だけあります。

ごめんなさい、男性用は小森さんの糞がいっぱいで・・・

さて、道中は非常に楽な道で、あっという間に到着します。

吉滝の名前で検索してくる人はもう知っちゃってるとは思いますが、裏見の滝と呼ばれ、滝を裏から見ることが出来ます。

大きく張り出した岩の下に神社というか祠が収まっているほどです。小さめですが。
左の写真は皆さんが撮る定番のアングルですね


←右後ろ45゜あたりから見上げるとこんな感じ。


水が流れ落ちる場所は岩の上で、滝壺はありません。


バシャバシャと岩に当たる音がするのみ。
メインの吉滝の両脇に左に銀滝・右に金滝があります。
岩の割れ目から出てます出てます。


左の写真が右の金滝     右の写真が左の銀滝 ややこしくてすまん。

そんなこんなで吉滝は終了。

水量はそんなに多くないものの、ちょっと珍しい裏見の滝でした。

なんか、放水って感じ。


その後、じつは小代渓谷に行こうかと思っていたのですが、ちょっと下調べ不足で延期に。

そしてもうひとつの目的。
村岡ファームガーデンで但馬牛の定食をたべに・・・
行ったはいいが、到着が早すぎてランチ時間じゃないなんてことになってしまいました。
HPで調べたときはレストランは9時からと書いてあったのですが、実際は・・・
喫茶メニューは9時からランチメニューは11時からだということでしばらくお預け。
なので、時間つぶしに、
すごまん という但馬牛まん。

300円。

実はここだけの話、城崎温泉に行った時に「かにまん」というのを買ったんだけど、そんなに美味しくなかった・・・

それよりは美味しい。

ただし、牛肉っぽいかというとそういうわけでなく・・・
普通。
いや、ふつうに美味しいのであって、美味しくないのではない。

ホルモン焼き定食。

味噌汁、ご飯、刺身こんにゃく・・・などが付いて・・・

まぁ村岡ファームガーデンのホムペを参照してくだされ。

ホルモン焼きが好きだから選んだのであって、安いからじゃないぜ!

後サラダは食べ放題な

あと、滝のようなものとして、入江ダムにも行ってみたが、やっぱダムって怖いわ。

ダムの独特の雰囲気が苦手なんじゃろうか

大量の水もなんか恐ろしい感じするし、

どこかのダムでみたけど、

ダム穴とかまじヤバイ。


そんなこんなで、午前中のドライブは終わり。


キツイのは午後からでした。

それは次の記事で・・・・・・