2013年7月19日金曜日

低価格ヘルメットカメラ・SPT-HDDV-A

使えるんかコレ?注)ヘルメットは私のです。付属品ではありません

ということで、買ってみましたよ。

まずガワの第一印象は大変オモチャっぽいです。電池ボックスのヒンジもプラ製で、無理な力を加えると折れそうです。
簡易防水とか書いてあるんですが、多分嘘です。電池ボックスとかパーツの隙間とかどうあがいても水が侵入します。
本体下面にミニUSBポートがあるんですが、ゴム製の蓋はやたら開きやすい。
超低価格なので、壊れてもそんなに気持ち的に痛くない的な意味で、簡易防水と呼んでるのかも知れません。

本製品のページでは1600*1200の静止画も撮れそうなことが書いてありますが、多分・・・嘘です。
取説にはそのようなことが一言も書かれてない上に、実物触ってもその気配もありません。

オモチャっぽさと嘘が幾つか詰まった製品ですが、意外とわるくなかったりして?
つべにうpしてつべのサービスの「ブレの補正」だけ掛けたものです。 実際にヘルメットを被って撮ってみました。
撮れた映像はブレがすごいというか、補正機能も付いてないさっぱり仕様なので、ナマの映像がとれます。これはアタリマエのことなのでいいのです。

記録画素は640*480の昔ながらの小さな映像になるのですが、雰囲気はそれなりに撮れてるんじゃないでしょうか? 記録サイズが比較的小さめということは、録画時間が長く取れるということですね。
といっても、AVIでの保存ですので、それなりです。 32GBのSDカードまで使えて、そのカードなら18時間ぐらい使えることになるそうな。
単4電池2本で駆動するので、充電式乾電池でも用意しておこう。
製品にライブビューモニタはないので、PCにつなぐまでどう撮れているのかは分からない。 
ヘルメットに付属のゴムバンドで取り付けた状態が映像が正位置で取れるポジションになっている。(なんかパッケージは左右反転した写真が使われているようだ。実際にはヘルメットの右に付けることになる) この状態で、チルト方向はクリック感のある回転が出来るようになっていて、多少のぐらつきはあるものの、変に回転することはない。 

ちょっと便利機能として、カメラのレンズの下部にレーザーポインタが付いている。 何に使うん?これ?と思うだろうが、撮れる映像の中心が分かるのだ。 
実際にヘルメットを被ってみて何処が中心になるのかレーザーポインタの点を見て確認できることになる。
ただ、製品の動作が「撮影開始するまで」が妙に不安定で、本来撮影中はレーザーポインタが消灯しなければならないが、つきっぱなしだったり、点滅した状態で、撮影スタートしたりする場合がある。
一旦電池を抜くなどしてカメラの内部メモリ等リセットしてください的なことが取説にも書いてある体たらく。
<リセット> 
動作が不安定な場合は乾電池を抜いて再挿入して下さい。(原文ママ) 

レーザーポインタは点なのでめったに対向車運転手の目に入ることはないのだろうが、超危険なので、正常動作していることを確認してから録画に入ろう。 

液晶モニタが付いているが、録画中か否か?記録本数の表示となっている。 なぜか、カメラの設定に日本の東西電力の違いである50Hz/60Hzの切り替えスイッチがあるがなんの意味があるのかわからない。乾電池で駆動するのに・・・USBの規格にしてもあれは直流だったような・・・念のためお住まいの地域のHzに合わせてみよう。。。 
【後日問い合わせしてみたところ、室内で撮影した時のフリッカー現象を抑制する機能だということが判明。物凄くなっとく!】

風切り音もそれなりに入るが、この部分は高級機でも低価格機でもある程度自分たちで工夫しなければならない所ではある。 そして気になるお値段はamazonで3000円!(セール品?)

画質はお世辞にも良いとは言えないが、有名なGoPro辺りだと、数万するしね。3000円でカク付きもほとんど気にならない30FPSのビデオカメラは如何か?

これであなたも車載動画うp主だ!

・・・あ、バイクにカメラをマウントしたいだけなら、デジカメのムービー機能でいいと思います。
あくまで、小さめのヘルメットカメラとして・・・ということでね。
あと、オフロードの場合は車体に乗せると特に振動が酷いので、人間にマウントした方がマシじゃね?ってことで、ヘルメットカメラ。

 

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