まぁこうなるよねー
クローラに詰まる藁と泥。
荒木さんによるとやはり大まかに手で取ったほうが早いとか。
もう頑張って取るしかないとしか。一年目はとにかく圃場がカチカチに乾いたので、こうはならなかったが今年は大変だった。
いつも弛い圃場というのがここらの地域では普通なので、もうちょっとしっかりと溝切りをしたほうがよさそうだが。。
今年の整備は色々とやってみたいことがあるのだが、Vベルトの他に刈取り部の整備をしてみることにする。
というのも掻き込みスターホイルという樹脂製の星型ギアがある程度の量の藁を加えこんだときに滑って回らなくなってしまうという現象が相次いだ。
掻き込みスターホイルっていうのは稲元の搬送に重要な部分で、これが回ってくれないと根本がバリカン刃の上で留まってしまい、引き起こしチェーン・穂先チェーンのある搬送部分に縦に詰まってしまう。脱穀チェーン側に行く前に詰まって止まる。
藁の巻き込みも相当回数あったが、スターホイル滑りも結構な回数発生していた。
で、バラしてみると、スターホイルに組み込まれている摩擦板(説明書だとマサツイタ)が「崩れて無くなっていた」摩擦板なので、ようは負荷がかかりすぎたときに滑る様になっている。が、摩擦板が無くなることで、非常に早い段階で滑りが出てしまっていた。ということみたい。
摩擦板を6枚の皿ばねワッシャーを裏表交互にして抑えることで、適切な負荷に耐えて回転するようになっているようだ。
掻き込みスターホイル
搭乗席側が動力とつながっており、刈った稲の根本を引き込む
扱ぎ胴側のスターホイルは動力とつながっている方と噛み合って回る。
そんなに分厚くないので、扱ぎ胴側のホイールで藁巻き込みが発生してロックしてしまうと、噛み合った歯を乗り越えて動力側のホイールが回ったり、前述した摩擦板の部分で滑るようになっている。
もちろん動力側のホイールで藁巻き込みが発生してロックすると、摩擦板部分で滑り、扱ぎ胴側のホイールも回らない。
できるだけばらした刈取り部。
刈取り部のサイドパネルを外すだけでもめっちゃ作業性が良いですね・・・こりゃ楽だ。
稲刈り中もサイドパネル外したまま刈取りして、詰まったらすぐ復帰ってできるんじゃね?
外しっぱなしじゃ巻き込むかなぁ?分草杆やナローガイドで避けてくれると思うんだけどなぁ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿