2020年7月15日水曜日

車軸オイルシール交換、バラし後半。

サークリッププライヤーが届いたので、作業再開。
前回外せなかったサークリップを外す。
モノタロウで売っている3サイズの一番大きいやつで外した。
軸用曲爪。900円ぐらいのやつ。
真ん中のサイズではちょっとダメだった。
ちなみに、一番小さいやつだけ持ってたので、都合3種類全部持ってる。

クリップが外れたら、抜けるはずなので、写真の位置に角材を当てて、1kgのちっちゃいスレッジハンマで叩いた。
くっそ長い角材を使っているが別に意味はないと思う。手元にあったからというだけ。
ゴムハンでは全然抜けなかったので大丈夫かなぁ・・・って思いながら。

ドスンと落ちるので、下にジャッキを置いて地面に落とさないようにしよう。


貫通ドライバを問題のオイルシールの縁に当ててハンマーで叩き込んでシールを破壊して抜き取る。

一応タイロッドを外さずにできると思ったが・・・

オイルシールが抜けた状態。
軸側にスリーブが残っている。

タイロッドがつながってても可動範囲は広いが、めっちゃ邪魔。

タイロッドってなかなか抜けないから世の中にはタイロッドエンドプーラーってのがあるわけで。。
ただ、このような状態なので、ナットを外してケツからハンマーで叩けば抜ける。
アームを叩いて抜いたほうが良いです。
ボルトを叩くとネジ山がこわれちゃーう
タイロッドが外せるなら外したほうが作業性がいいと思う。でも割りピンはあとで適当なのを買ってこないとダメよ。

で、実際作業している時、ここをばらしていると、土・泥がベベルギアケースに入っちゃうんです。
多分組み付け状態でいくら頑張って洗っていてもなかなか落ちないと思います。
タイロッドがつながってると、逆さまにはできないですので、入っちゃった砂粒をなるべく洗い流そうと思ったら外すべき。

で、今回のバラしでは、一応ベアリングは抜かないことにしようかなと思います。
ほんとは全バラすべきだけどままエアロ!なるべくしっかり泥・土を洗い流すってことで。

車軸ケースの分解。
ベアリングプーラーを掛けてベアリングを引っこ抜く。
アマゾンで買ったがちょうどこの大きさだけ安かった。
しかしギリギリサイズ。
でっかいベベルギアはスルッと抜けた。
その下に割カラーが入っていた。

その下にベアリング。

その下にシム

その下に横軸オイルシール。
横軸オイルシールは外に抜ける構造みたいなので、裏から叩いて、縁を浮かせて外へ。

実は内側に抜けると勘違いして、このアルミ製の外側ケースにちょっと傷つけてしまいました。。
ちなみにこの横軸は漏れないです。

漏れてないなら替えないのも手なんだけど、バラしたタイミングでしか替えられないってのもあるし・・・

バラしたら掃除しやすい?
ケースの縁には液ガスを置く溝が掘ってあるが、みんなこれどうやって掃除してるんだろ・・・ってなった。
プロに聞いてみると、リムーバーと割り箸って言われたので、それで。
ワイ氏リムーバー持ってたのに、紙にしか使えないと思っていた。
吹き付けたところが膨潤してくるので、割り箸でこそぎ落としていく。
もちろんスクレーパーも使えるが、アルミ素材にカッターの刃のようなスクレーパーを変な角度で当てるとアルミ素材が傷ついて溝になるので気をつけるんだぜー(数敗)


もうこんなんで許して・・・

柔らかめの真鍮ブラシも使っちゃいました。(小キズの原因)
このあとボルト穴に残ったカスも追い込んだけど、適当。
ちなみにワコーズのガスケットリムーバーだけど、もちろん塗装もぶっ壊すぞ!強力だけど、後でなにかしら塗り直したほうがええかもね。

いましがたオイルシール類がクボタ営業所に届いたので受け取ってきたが、4664円でした。ここらは手頃ですね。オイルシールは常備品だもの。
今回バラさなかったがデフギアに近いところのOリングも念の為買った。280円
横軸・縦軸のオイルシールが各2000円前後といったところ。+税です。
クボタの営業所に注文したら地域の倉庫にあれば翌日には届くので便利やね。
届いた現物を見ると、改良品になってるようで、金属製のシールドがないですね。
どうなってるんだろう。

ちなみにワイはパーツリストだけ持ってます。
たまたまこれの修理を開始する前にヤフオクで見つけて購入したが、言い値だもんなぁ。
比較的新しい機械だったら営業所にパーツリストとか置いてあると思うので見せてもらうといいでしょう。
ワークショップマニュアルは営業所になくて、ネット情報とか現物を見て作業しております。アカンぞこれ!ってのがあったら教えてね。
GB110そのものの情報って無いんだけど。


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