縁あって、
ホンダ アクト スノースイーパー S35Aを貰ったやで。
HS50Jの塗装はとりあえずやらんことに。
いや、どうせやるなら同時か?
ホンダ自身の制作じゃなくて関連会社のアクトトレーディングと言う会社のものらしい。
エンジンにホンダG150エンジンを搭載し、HS50J(G200エンジン)のいとこみたいなやつだ。
コレの状態は簡単に言うとまたもや「不動」
前の所有者も修理目的で手元においていたとのことだが、あまり熱意が向かないとかそういう状態に。そこを捨てるならもらうで!ということです。
実際、入庫してコレを観察したところ・・・ほぼ壊れてないんじゃね?
という感想。
ホコリが積もってHS50Jの状態と似ているが、流石にそれはないようで、どうも納屋にずっと放置されているように思う。
写真の様に性能表などもまとめて塗装をされていることから使いっぱなしでもなさそう。
ワイヤー類は特に問題なく?動き、気になる固着はほぼ見られない。
ただ、独特なドラム型のミッション/クラッチケースの動きがよくわからんぐらい。
シューターは全く動かないが、そんなんはグリス塗り直せばどうにでもなるだろう。
最大の問題はというと、キャブレターだけがそっくり無くなっているということ。
なんだけど、無いのはキャブレターだけで、スロットルレバーからのリンクなど丸々きれいに残っている。
うまいこと摘出されているので、何かに流用しちゃったんだろう。
もったいないなぁ・・・
で、G150エンジンのキャブレターはG200エンジンと全く同じものということなので、早速注文を出しました。
ヤフオクに取り外し品があると思いますが、今回もebayで。いつ届くやらわかりませんがやすいので。。1300円ほどです。
リコイルスターターを引くと、かなりなめらかに動く。軽い。
多分、ベアリング類に全く異常はないと思うので、クランクケースの開封は今回はしないと思う。
異常を感じられないなら必要以上に触るものではない。
とりあえずクランクケース内の状態はオイルから判断するとし、オイル交換のみで大丈夫だと思う。
プラグを外してみると5番のプラグが入っていた。
純正はS35Aも4番のはず。ということはこれも使いっぱなしではなく、ある程度メンテしてたものってことでしょう。4番のプラグってあんまりおいてないんすよ。
めっちゃ古いエンジンでしか使われてないし。
で、スイッチをONにして、リコイルを引くと元気よくスパークする。
ついでに圧縮を測ってみるとあっさり5kgkgf/cm2。G150の既定値も6なのでこれだけ出れば十分のはず。
こりゃキャブレターが届いたら動くやん!
オーガーやマフラーがしっかり錆びてるので、今回のリペアレシピは、
サビ取りと塗装がメインになるかな?
あとは、設計思想がHS50Jと違うので、ミッション/クラッチ部分や1ステージ式のオーガーなど観察が面白そうです。
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