2018年12月22日土曜日

圧縮回復、G200エンジン始動



全然エンジン掛かんねぇじゃねえか



エンジン始動。

やったぜ。

排気バルブの浮き上がりによる圧縮抜けの対処法として、バルブの軸をちょっと削って閉じるようにする。

ヤスリは180番でゴリゴリ行ってもいい。
というより、簡単に削れるものではないのでしっかり削る。


バルブコンパウンドタコ棒で当たり面を研磨。

これでとりあえずOKでしょう。
研磨前はカーボンで真っ黒だった。


バルブシートも銀色に。

吸気バルブのほうは、バルブシートに汚れはほとんど無く、光沢があった。
エンジンのサイクル上吸気バルブが閉じている時に爆発→排気されるので、カーボンが付着するということはほぼ無いはず。
付着してたらそこから排気が抜けてるということ。

まぁえらそに言うても、おおよそ農機具屋のおっちゃん(70手前)の応急処置の上にやったことなんだけど。

結局バルブが浮いてることの対処を自分では出来ず、農機屋に駆け込んだわけですが、やっぱプロってすげぇや。

直接修理に出すわけではなく、アドバイスを貰いに行くというひどい客だなと我ながら思うところだが、割と楽しげに教えてくれた。
サイドバルブエンジンのバルブ分解・クリアランス調整方法・バルブのすり合わせ等。

私としても、プロにアドバイスをもらったらそれに対しての報酬を支払うべきと考えているので、幾らか払うつもりだったが「いらん」と。
実は割とこういうことになるので、ビールをちょっとばかし買ってお渡しする事があるが、おっちゃんは酒は飲まんそうで、諦めた。グローは吸ってたけど・・・

農機屋の店先にたまたま修理中のHS55が置いてあり、一寸話を聴かせてもらったが、
HS55も結構古い除雪機だが、もうワイヤー類も部品が出なくなっており、特注になってしまっているそうで、純正の倍ぐらいの値段を出して作るとか。
おっちゃんもホンダの機械を修理していて部品が出なくなるのが早いだとか、そういうのは感じているそう。修理しにくいものは売りにくいと。
あと、ハイブリッドはメンドクセって。
なんか車やバイクで聞く話によう似てるな

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