クレオスの新製品アクリジョンとイージーペインターを買ったぜ!
私が模型をやっていくにあたって、「別に要らない物」ではあるのですが、興味はアリアリなので人柱になるのです。
少々出遅れたため、アクリジョンで基本色すら揃えられませんでした・・・(淀コム感)
これで塗る模型?そんなん決まってないです。というか、この色で何が塗れるというのか。
アクリジョンは平成25年12月24日現在でたばっかりで30色余りしか有りません。
金属色もラインナップにないため、どうしたもんか・・・というのが現状じゃないでしょうか。
関節色なんかを写真にもあるようにニュートラルグレーあたりにしておけば、ガンダムぐらいは塗れる気がします。(とりあえず買った私の塗料じゃ塗れませんよ?)
また、クレオスの公式ページを皆さん熟読して欲しいのですが、少々とんがった塗料に仕上がっているようで、従来の水性とも共存しづらい全く新しい塗料のジャンルになっているようになっています。
重ね塗りが出来る順番はラッカー→アクリジョン→水性→エナメルの順番になるようです。水性の上にアクリジョンを乗せることは出来ないみたい。
隠蔽力がかなり低めになってしまったということで、特に筆塗りには向かないという感じですし・・・
とりあえず、ガンプラのABSの塗装に対してはかなりのアドバンテージが期待できそうです。
完璧とは言い切れないけど、破損の危険はかなり低いとのこと。
注・初心者さんへ)サーフェイサーはラッカーやで?下地無しで直接アクリジョンで塗装すること。
さて、もう一つの注目株イージーペインター!
エアブラシ&コンプレッサー持ちには要らないものですねw
Google+のコミュの方で話題がでていたので、これは・・・!と思いまして。
ニコ動に紹介動画でも出しましょうかね。
このガイアのイージーペインターはパッケージにも書いてあるんですが、ソフト99のエアータッチと「ほぼ」同一商品となっています。
だったら安いソフト99のエアータッチを買ったらええやないか!というのも私も考えました。
ですが、エアータッチには透明ボトルが付いてないみたいなんです。
もともと、エアータッチと「タッチアップペン」を買って使う商品なので、透明ボトルは必要ないわけです。
じゃぁ、エアータッチとタッチアップペンを買って、タッチアップペンの中身を捨てて・・・タッチアップペンのボトルは透明じゃないのよ。
なので、基本的にはモデラーさんはひねくれたことをせずにイージーペインターを買いましょう。
中身がどれだけ残ってるか見えなくてもイイならお好きにどうぞ。
ガイアさんにはとりあえずこのボトルの単品販売をしてもらいたいところですね。
で、この透明ボトルと内部のストローなんですが、とんでもない問題点があります。
ストローが一番下まで届いてないんです。
ばかじゃねぇの?オフッ って感じで。
ガイアさーん!リコールレベルですよ~!
残りの液量が底から7mm程度になると、吸い上げません。アタリマエです。
なんでここ改良しなかったんですかねぇ・・・見たら分かるでしょうに。
きっちり使い切ることが出来ませんので、少し多めに塗料を作っておく必要があります。
さて、もう一つ問題がありまして・・・
この商品のカートリッジ(エア缶)なんですが、スペアカートリッジが話にならんぐらい「クソ高い」んです。
2本で1680円(定価)・・・
・・・は?
これはアカン。写真を見て、このスプレー缶の大きさが良くわからないと思うんですが、1本80mlなんですよ。はちじゅーみりりっとる。
どんだけ足元を見たら気が済むのか。
ちなみにクレオスのプロスプレーmk-1についてる190缶では、ダンボール戦機の1000円クラスのキットでサフ+全塗装は出来ないレベルの量です。
じゃぁ、80mlで何が塗れるんだ?
ガンプラの一般的なHGキット一体塗るのにスペアカートリッジ何本買わすつもりやねん!
驚きのぼったくり価格!
もともとソフト99のエアータッチという商品が車の擦り傷をささっとスプレー形式で隠しちゃおう!って商品なので、80mlで十分補修出来る噴射剤の量だったと思うのですよ。
クレオスのエア缶480mlで1000円だぞ?実売価格は700~850ぐらいだと思う。
(クレオスのエア缶は当商品ではお使いになることは出来ません)
ガイアさんがこの商品を自社商品として売り出し、スペアボトルを付け模型用途に使えそうな雰囲気だったが、ちょっとつめが甘い気がします。
もうすこし模型用にローカライズするにあたって、手を入れる部分は有ったんじゃないの?
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で、マイナス面を強調するような記事を書いたんですが、実は全部が全部悪いわけじゃないです。
ここではクレオスのプロスプレーmk-1と比べて良い部分ってのを紹介します。けして多くはないんですが・・。
プロスプレーの使い方を動画にしたことがある私ですが、プロスプレーの弱点というのが、セッティングの難しさに集約されていると思います。プロスプレーがプロ(用の)スプレーと揶揄される主な原因です。
イージーペインターの良さというのはセッティングの項目が非常に少ないということ。
プロスプレーでは少なくとも、塗料の粘度(希釈度合い)・塗料ノズルの高さ・エア圧の調整。
この3つをいい感じのバランスで調整しないとまともに吹くことが出来ないのです。
塗料ノズルからダラダラと流れだしたり、全く出なかったり・・・
プロスプレーでも慣れればちゃんと綺麗なミストがつくれます。でも慣れるまではそうはいかない。
初心者が放り投げてしまうなんてざらにあるわけです。
しかし、イージーペインターはノズルの高さとエア圧が固定となっています。
これがミソで、塗料の粘度さえそれなりに設定できれば、とりあえずは吹けるということなんですよね。
この部分はほんとに初心者さんにとって極めてイージーな塗装用具です。プロ(用の)スプレーとは違います。
確かに圧力は高めのプリセットですが、缶スプレーみたいな感じで吹くことができます。
ココはプロスプレーと大差ないです。
ベタ塗りしか出来ないとはいえ、自分で作った塗料でほとんどムラもなく塗れるということは意外とイイ。
ベタ塗りでいいんだったらカーモデルを塗るのにいいかもね。風量も高めなので、ウレタンだって余裕を持って吹けるでしょう。
もう一つ・・・実はエア缶の接続が汎用品でして・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
隠し要素として、エアダスターとの接続ができますwww
ただ、缶の肩が丸い形状の写真のようなタイプだと、アタッチメントが若干干渉するので、デザインナイフで調整することで、フィット感が増します。
これを見てる皆さんはモデラーですのですぐ出来ると思います。素材がPP製なので、ヌルリと切れます。
写真のはホームセンターコメリのコメリセレクトというブランドですが、基本的に規格品だとおもうのでどれでも取り付けはできます。
ヘアスプレーでもキンチョールでも付けられますが、やる人はいないと思います。
ただし、お断りしておきますと、まだテストしてません。
塗装用缶スプレーで主に使用される噴射剤は最近はDME(ジメチルエーテル)やLPGですが、今手元にあるのは炭酸ガス・プロパン・ブタンとなっています。
DMEのダスターも市販されているので、そちらを選ぶとより安心かも知れません。
あと、塗装用ではないエア缶での風量・圧力ですが、純正と同等かわずかに強い気がしますが、缶スプレーの様なブワッとベタ塗りするための用途ならイケそうな気がします。
プロスプレーの使い方紹介の動画でもコメントされていたと思いますが、エア缶のコストがバカにならないため、エアダスターはつかえるのだろうか・・・?という期待と疑問を持つ方も多いでしょう。プロスプレーはエアダスターとはつなげません。
この、エアータッチ、及びイージーペインターはエアダスターでも噴射出来る仕様。
エアダスターの価格帯は私が買ったコメリセレクト品で350mlで300円。安い!
amazonではこの価格帯の商品は無いので、ホームセンターに見に行って見てください。
エレコムとかのはクソ高いです。
ちなみに吸い上げ用のストローは2.5mmのやつを用意できれば交換推奨。(9cmを用意して微調整。)
このエアダスターに付いてたものは2.4mmでスカスカでしたorz
近いうちに、この状態でまともに吹けるか、塗装面に異常が出ないかはチェックしてみようと思います。
お楽しみに。
アクリジョンのテストは・・・う~ん。。。とりあえず、イージーペインターは使い慣れた塗料でテストします。
合わせて読みたい→実際に使ってみてニコ動に動画をアップしたまとめ記事
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