2013年11月15日金曜日

ガンダムビルドファイターズを6話まで見た感想。

皆さん!ガンプラ好きですか~!

私はそんなに好きでもないですが、折角なので?アニメは取り敢えず観ています。
ガンダム自体が嫌いだから作らないんじゃないです、多少アンチ寄りではありますが、ガンプラよりも作りたいと思うモデルがあるからガンプラを滅多に作らないだけのことです。

7話水着回楽しみデスね。


さて、本作品ではあからさまに、、、というかまんまガンプラの宣伝の場となっています。
近代のガンダムのアニメがそもそもガンプラの宣伝のようなものですが・・・その辺は置いときましょう。

私がガンプラがそんなに好きでないにしても、モデラーとしてどのようにあの作品を観ているか。
そういう話です。

正直なところ、胸糞悪い描写も少なくはないです。
純粋に楽しんで観れないってのも寂しい話ですが、中途半端ではあってもモデラーとして「これはないわ・・・」と。
アニメとはまぁ、楽しい娯楽作品ではなかったとしても、興味深いテーマであったりするわけです。そこに観る価値があるわけやね。(無限のリヴァイアスや ぼくらの 等がけして楽しいわけではないということ)
しかし、ホビーアニメとしてガンプラを売るためのプロモーションとすると、如何にガンプラが魅力的であるかを伝えねばならないため、ああいう作品になっているんでしょう。

イオリ・セイがもはや人間じゃないレベルのモデラーだろこれ・・・とかそんな風に。

プラモデルを趣味とする者として、あの作品を見て違和感を禁じ得ない部分が、新兵器がもう出来たの?ってところとかもう修理が終わってるのか。とか。
セイくんが実際に作業する事になるであろう泥臭い部分です。

現実世界のバンダイではビルドブースター等が発売されていますが、アニメの世界では十中八九はセイくんのフルスクラッチに近い何かのはずです。
じゃなけりゃ、大会で使って相手がビビるはずがない
また、大会でも一回戦と二回戦の間など、1周間ぐらい期間が開いてんだろこれ。とか。
シーンが切り替わる時に数日経過している場合がありそうだ。
人間技じゃ有りません。フルスクラッチ、セミスクラッチがまともに形になって塗装が完了するまでどれほどの時間が掛かると思っているのか。
そうか、今流行の3Dプリンターか。

そこら辺はまだ、マシかもしらん。
ヤサカ・マオ登場回で、ヒッチハイク中にクシャトリヤ(クインマンサじゃなかったよね?)を作りお礼として置いていくシーン。
もう、は?アホじゃねえの?死ねよ糞ガキが!と大変汚い言葉が飛び出してしまいそうなほどの失笑もんでした。(実際には、え?なんだそれ・・・と言ったぐらい)
ヤサカ・マオん家の流派(ガンプラ心形流造形術)は一体何を教えているのかと。
ヒッチハイクで乗せたガキンチョが助手席でガンプラ作り始めたらどう思う?終始気まずい雰囲気でたまらんぞ。
しかも、ドライバーの兄ちゃんを唸らせるとか。(ヾノ・∀・`)ナイナイ
到着した先(委員長の家のお店だったか?)で代金の代わりにガンプラを作って置いていこうとするとか・・・もはや人間じゃねぇ。
時間的にどう見てもパチ組。それに感動するドライバーの兄ちゃん。出来栄えをみたセイくんは素晴らしい作品だと評価するが・・・セイくんの技量ってどのあたり?
あれはセイくん迫真のお世辞だった可能性が高いですね。意気がる初心者の行動にノッてあげるセイくんはモデラーの鑑。間違いない。
 もしも、パチ組でなく、色を塗ったとして、他人の領域で塗料を使ってんじゃねぇよと。

ガンプラ心形流造形術とはガンプラさえできれば人間性を捨てられるという生き方と見付けたり!

京都人は腹黒いと昔からいいますが、あそこまで狂ってないです。(10年ぐらい住んでました)



さて、重箱の隅をつついて、ボロクソ言った感じですが、普通の人が見てそれなりに面白いかな?という印象です。
名作じゃないとしても、普通の販促アニメにはなってます。キッチリバンダイマンセーガンプラマンセー出来てます。販促アニメとして正しい姿です。悪い意味じゃないです。
逆に販促アニメだったはずなのにあさっての方向に行った人造昆虫カ○トボーグVxVってアレが。。。

あの世界とリアル世界の違いは、女の子にガンプラが趣味です!って言ったらステキ!ってなる世界じゃないです。
リアル世界でそんなこと言ったら、「え・・・それは・・・」とか「あっ・・・(察し)」とかそういう反応にしかなりません。注意して下さい。

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

でもな、一番アレなのは、頑張って作った作品でガンプラバトルしてさ、しめやかに爆発四散するんやで?
それでええんやろか。
人によってガンプラを一体完成するまでの期間って様々で、2日で完成!ってする人もいれば、半年、一年掛ける人だっている。
でも、マーカーで塗ってる段階の人も、いろんなマテリアルを使ってスクラッチする人も皆一生懸命作った大切な作品じゃないのか?(長く作ったほうがエラいということじゃないよ)
モデラーだったら相手がどんな苦労して作り、完成した時の悦びを知っているわけやん?
自分の作品がぶっ壊されるのはもちろんのことだろう、それよりも相手の作品をビームサーベルで真っ二つ?ビームライフルで風穴開ける?他人の作品を破壊する事のほうが辛くないだろうか。そんなことができるだろうか?

プラモを作って実際に戦わせるアニメとして、前作のビギニングGシリーズのシステムのように、データ化した作品を仮想システム内で戦わせる方が良かったんじゃないかな~と思うわけです。

アニメ作中でも、ガンプラはバトルするばかりでなく、リアル世界のように飾るために作られている作品やジオラマにされた作品などがあるよ、という描写がありますので、モデラー皆が皆、ガンプラバトルというサツバツとした世界に浸っているわけではないというのが救いかも知れません。

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

モデラーとしてみると、忍びねぇ部分はあれど、
深く考えなければ、主人公が居て、友が居て、ライバルがいて、ヒロインが居る普通の王道アニメではあるので、多分最後まで観てみると思います。


イオリママ(*´Д`)ハァハァ

1 件のコメント:

  1. 製作時間とかに関しては確かに草を禁じえませんが、戦闘による損傷って実際パーツがはずれるだけの描写ではありませんでしたっけ?
    ラルさんのザクも胴が一体式なためか戦闘で真っ二つにされましたが試合後なにも起きてなかった描写だったと思います。
    まぁ公式が正確に名言してないためどこまであれかわかりませんがモデラー向けではなく宣伝とガノタ向けをかねたアニメのように思えますしあんなもんかなと思ってます。

    返信削除