2012年6月11日月曜日

シワガラの滝

兵庫県北部の滝巡り第三弾

兵庫県美方郡新温泉町海上(うみがみ)シワガラの滝です。

滝の魅力ってスケールだけじゃないんだなぁ・・・と。
落差自体は10mほどなんですが、非常に神秘的なスポットです。

この写真は洞窟の中から入り口に向かって撮影した写真です。
つまり、右奥から入ってきます。
で、入り口はご覧のとおり水なので、ジャブジャブ水の中を進みます。
前日雨が振っており、水量が増していたかもしれませんが、水の中の石は全部丸まってたので、長靴無しで足を濡らさずに入るのは無理かも。

左の写真が上の写真の入り口の部分から撮ったもの。


滝壺は深さがわかりませんが、左側が非常に浅くなっていて、ズボンの裾を捲り上げて入れば裸足になって入れるレベル。
撮影ポイントは奥に見える部分。であそこは水浸しにはならないようです。


石が全部尖ってました。ダメージ床です。裸足で撮影ポイントに入ると痛いので、カバンにビーサンか何かを忍ばせておくといいかも。

←撮影ポイントから上を見上げた状態。
滝自体は小さめです。

洞窟とはいってもダンジョンではないです。

岩肌がほとんど地衣類でおおわれていて、ずっと湿っており、天井からポタポタ水が滴っております。

ここの渓谷はほんとに緑色。




滝に到着するまでがまた大変な道のりになっており、パッと見てルートがわからないんですよ。

沢靴など、水に入れる装備をしていたら水に入って遡上したら良いんですが、あいにくスニーカーのようなものできてました。

水面から頭を出した石・岩。倒木の丸太。そういったものを足場にしながら洞窟に向かいます。

と・・・これは直前の話。

前日の雨だけではないと思うのですが、道中かなりぬかるんだ場所があったり、地面が赤土だったりでとにかくヌルヌルしていたり、藪道に近い状態だったり、とにかく歩くのが大変。

階段になってない斜面でヌルっとして、わたくし、久しぶりに山で転びました。ズボン泥だらけになってしまいました・・・

そういう場所の写真は取るのがめんどくさいというか危ないので、撮りませんでしたが、ロープや鎖を使って登り下りする場所もあります。

なので、基本的にここに行くときの装備は、
体に密着するバッグ
沢靴か長靴◎ ブーツ○ スニーカー△
長袖長ズボン(当たり前。とにかく虫がイッパイです。)
あとカメラはできるだけ広角が撮れる方が良い。私のカメラでは全景が取れませんでした;;
滝撮りは縦にとにかく長いってシチュが多いので当たり前かも。
とにかく洞窟の奥行きが無いので、難しい。

雨の時はやめたほうがいいし、暗くなったら光は有りません。

←の場所まで車で行けます。

駐車スペースが作られており、5台分あるように書いてますが、大きな車ではちょっときついです。

看板に難所有りと書いてますが、割りとマジです。
足腰に故障のある方は止めておいたほうがいいと思います。

また、いくつも名の付いた滝がありますので、めぐってみるといいでしょう。
ただ私は体力的な問題で、メインのシワガラに行っただけで帰って来ました。orz

ここ何週間かは月曜日が晴れて嬉しい。

シンドかったけど。

天滝もキツいとは言ったけどここはああいう整備された道ではなくて、アスレチック状態なので、別のシンドさがあります。

あと、最寄りと言えるトイレがありません。

シワガラは女人禁制の修行場?だったみたいですが、そのへんで用を足せない女性を連れて行く場所じゃないです。

コンビニも当然無いので、気をつけて。
念のためペットボトル飲料はカバンに入れておくこと。
あとは、必ず両手がふさがってない状態で挑むこと。カメラはカバンにしまっておかないと邪魔だし危険。

それでもシワガラの滝は一見の価値有りです。

滝の手前のルート選びはちょっとした冒険気分が味わえますよ。
RPGみたいにあからさまに「道」になってないです。
事前にシワガラの滝の姿を知っていなければ、行き止まりかと思って引き返すかもしれません。

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