2012年7月27日金曜日

kids-105をちょっと使ってみた

今回は写真なしで失礼します。

kids-105はオモチャのようで・・・というかオモチャ何でしょうが、フツーに0.3mmのニードル式ダブルアクションとしての使用感を得られるものだと思います。

もちろん精度はというと、カチャカチャしてチャチい部分はあります。

ただ、明らかに吸い上げ式の霧吹きタイプ(プロスプレーシリーズや、バジャー等のニードルの入ってない仕組みのもの)に比べて圧倒的に「初心者におすすめできる」製品であると言えます。

初心者さんの一般的な考え方・捉え方というと、私はこう考えております。

新しい道具を買う時、「安くてひと通りの事ができるものが欲しい。」

ですよね?

以前紹介したプロスプレーmk-1はというと、「ベタ塗りなら得意」という製品でした。
製品の特性上細吹きやグラデーションが出来ない、または非常に困難という判断です。

ベタ塗りでいいので・・・と考えられるような初心者は一握りも居るかどうかですよね?
そう考えられる人は、すでにグラデーションを掛けられるような道具を持っている人間ではなかろうか。
言葉だけで憧れてる人もいるでしょう、MAX塗りしたい!エアブラシ欲しい!ってね。


そこでkids-105は実に0.3mmのダブルアクションエアブラシらしい太さの吹き方が可能です。

ダブルアクションエアブラシのようにしっかり風量を絞って、塗料を薄めにセッティングすればじっくりゆっくり細吹きができる。


kids-105はトリガーを少し引くとエアが出始め、さらに引くとニードルが後退して塗料が出てきます。

純粋なダブルアクションハンドピースはボタンの深さでエア量を調節、ボタンを引いて塗料の量を調節するわけですが、両方を同時にコントロールするのは困難です。なので、普通の人はレギュレーターでエア量を絞る訳です。

ともすれば、kids-105はエア量は固定式で塗料の量を調節できる製品なわけですが、実質ダブルアクションハンドピースと同じです。

kids-105を缶に接続するなら、バルブで風量を調節します。
コンプレッサーに接続するなら、レギュレーターで絞る。

そんなわけで、プロスプレーより若干高いのは仕方ないとしても、コストパフォーマンスはだいぶイイです。

ただし・・・エア缶でご利用の方は注意。
通販で本体を買っても、kidsシリーズの専用エア缶。通称「kids缶」はタミヤやクレオスと比べて取り扱い商店が圧倒的に少ないです。
なので、急なご利用の場合を考えると、取扱商店を確認してから使う。できればコンプレッサーがベストですけどね。


↓の商品なわけだが、あまり数が出てこない様子。実はヨドバシ.comのほうがやすかったりする場合があるので通販サイトはあちこち探してみるべし。楽天とか、ヤフーショッピングとかさ。

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